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UM2015開催のお知らせ(最終サーキュラー)

2015年8月5日水曜日 | ニュース全般 研究者の方向け(トップ) 研究者向けニュース

 2015年8月17・18日の日程で開催致します岡山(光赤外)ユーザーズミーティングの最終案内をさせて頂きます。本案内の末尾に講演プログラムを掲載致します。
事前申込をされていない方でもセッション参加は可能ですので、興味を持たれた方はぜひご参加下さい。

本ミーティングの開催趣旨や過去のサーキュラーの内容については以下からご覧頂けます。
    2015年度岡山ユーザーズミーティング(第26回光赤外ユーザーズ・ミーティング)
    第1サーキュラー(2015年6月1日)
    第2サーキュラー(2015年6月22日)

なお、本ミーティングの特別セッションでは、188cm望遠鏡から3.8m望遠鏡への共同利用の移行計画案(岡山天体物理観測所案)についての説明が行われ、それに基づいた議論が行われる予定です。同計画の概要については、8月11日頃に下記ページにて公開を行う予定にしております。
    http://www.oao.nao.ac.jp/support/commonuse/um/um2015/
ミーティングに参加される方は事前に目を通しておいて頂くと良いかと思います。

開催日時

  2015年8月17日(月) 9:10 – 8月18日(火) 15:40

開催地

  国立天文台三鷹キャンパス すばる棟大セミナー室
   アクセス方法:
    http://www.nao.ac.jp/access/mitaka/access.html
   キャンパスマップ:
    http://www.nao.ac.jp/contents/access/mitaka/naoj-mitaka-map-color-201402.pdf

口頭講演をされる方

  今回は口頭講演の申込数が例年よりやや多く、また特別セッションにおいて議論の時間を十分に確保しました関係上、1講演あたりの講演時間を例年よりやや短めに設定させて頂いております。講演者の方は時間内に講演をまとめて頂くよう、ご理解とご協力をよろしくお願い致します。なお、質疑の時間は、講演の割当時間が13分以上の場合は3分、12分以下の場合は2分とお考え下さい。もし講演時刻や割当時間についてご都合の悪い方がおられましたら、至急世話人までご連絡下さい。

ポスター発表をされる方

  会場入り口前の廊下にポスター掲示用ボードを設置致します。ポスター発表をされる方は講演プログラムに記載のポスター番号(P**)をご確認の上、所定の位置にご掲示下さい。なお、ポスター発表はポスターの掲示のみ(口頭発表無し)となります。

旅費補助およびコスモス会館への宿泊をご希望された方

  旅費の補助およびコスモス会館への宿泊をご希望された方には、既に事務あるいは世話人から連絡が届いているかと思います。もしご希望されたにも関わらず連絡が届いていない方がおられましたら、至急世話人までお知らせ下さい。

懇親会

  8月17日(月)18時30分より武蔵境駅近くの居酒屋(落日酒楽)にて懇親会を行います。
  会費は学生3,000円、一般5,000円を予定しております。
  もし懇親会への参加をご希望の方でまだ申込をされていない方や、
  参加のキャンセルをされる方がおられましたら、至急世話人までご連絡下さい。

講演プログラム(予定)

カッコ内は質疑込みの割当時間[分]、講演者名は敬称略。

* 8月17日 *
09:10-09:12 ( 2) 諸連絡              福井暁彦(国立天文台)

【セッション1: 岡山天体物理観測所の現状と今後の計画】
09:12-09:30 (18) 岡山天体物理観測所の現況     泉浦秀行(国立天文台)
09:30-09:43 (13) 岡山プログラム小委員会報告    植村 誠(広島大学)
09:43-09:53 (10) 岡山観測所の広報・普及活動    戸田博之(国立天文台)
09:53-10:06 (13) 岡山観測所188cm望遠鏡のリモート観測環境
                          柳澤顕史(国立天文台)
10:06-10:16 (10) 188cm望遠鏡の省力化・自動化に向けた準備の現状報告
                          前原裕之(国立天文台)
10:16-10:26 (10) 岡山188cm望遠鏡の焦点合わせの自動化と指向精度の向上
                          神谷浩紀(国立天文台)
10:26-10:45 (19) 休憩
10:45-10:58 (13) 新観測装置MuSCATの性能と目指すサイエンス 成田憲保(ABC)
10:58-11:03 ( 5) HIDESへの天文コム導入について  神戸栄治(国立天文台)
11:03-11:13 (10) An Optical Laser Frequency Comb for HID
                ES: Current Status of the Development
                          Malte Schramm(AIST)
11:13-11:26 (13) KOOLS-IFU計画 –試験観測結果–
                        松林和也/太田耕司(京都大学)
11:26-12:15 (49) 議論
      (ToOのproposalについて、KOOLSの3.8mへの移設計画について、他)
12:15-13:20 (65) 昼食

【セッション2: 研究の成果発表I】
13:20-13:33 (13) アウトフローの時間変動の起源の解明に向けて
                            堀内貴史(信州大学)
13:33-13:46 (13) 超新星SN2014Jの高分散分光観測:
              連星進化モデルの予言する星周物質は存在するか?
                            前田啓一(京都大学)
13:46-13:59 (13) 国内連携における超新星爆発の観測状況報告2015
                            山中雅之(甲南大学)
13:59-14:12 (13) Iax型超新星SN 2014dtの中期・後期における可視近赤外観測
                            川端美穂(広島大学)
14:12-14:25 (13) 高分散分光モニター観測から見えてきた
                   ガンマ線連星HESSJ0632+057の系の性質
                           森谷友由希(東大IPMU)
14:25-14:38 (13) 銀河面変光天体探査 KISOGP     松永 典之(東京大学)
14:38-14:51 (13) OAOWFCによるKs-band銀河面モニタ 柳澤顕史(国立天文台)
14:51-15:10 (19) 休憩

【特別セッション: 3.8m望遠鏡時代に向けて】
15:10-15:23 (13) 京大3.8m望遠鏡運用に向けての国立天文台の対応
                           林 正彦(国立天文台)
15:23-15:33 (10) 京大岡山3.8m望遠鏡計画 運用のイメージ案
                           長田哲也(京都大学)
15:33-15:46 (13) 共同利用の移行計画案:188cm望遠鏡から3.8m望遠鏡への橋渡し
                           泉浦秀行(国立天文台)
15:26-16:50 (64) 議論(188cmから3.8mへの共同利用の移行について)

18:30-21:00 懇親会

* 8月18日 *
【セッション3: 研究の成果発表II】
09:00-09:13 (13) K2ミッションとESPRINTによる明るい星周りの系外惑星探査
                           平野照幸(東京工業大)
09:13-09:26 (13) MuSCATの初期成果:K2で発見された惑星のTTVの確認
                   およびホットジュピターの高精度測光観測
                           福井暁彦(国立天文台)
09:26-09:39 (13) 長期継続観測によるトランジット惑星の歳差運動の直接測定
                           鬼塚昌宏(総研大)
09:39-09:57 (18) 視線速度精密測定によるG型巨星の惑星サーベイ IV.
                           佐藤文衛(東京工業大)
09:57-10:10 (13) 中質量巨星が示す長周期視線速度変動の直接撮像による特定と制限
                           笠 嗣瑠(総研大)
10:10-10:23 (13) 晩期 M 型矮星の Hα 線観測による
                     IRD 地球型惑星探索索サンプルの選定
                           大宮正士(国立天文台)
10:23-10:36 (13) 強いX線放射を示す太陽型星のHIDESでの高分散分光観測
                           野津湧太(京都大学)
10:36-10:55 (19) 休憩

【セッション4: 京大岡山3.8m新技術望遠鏡計画】
10:55-11:05 (10) 京大岡山3.8m望遠鏡計画 全体の進捗状況 長田哲也(京都大学)
11:05-11:15 (10) 京大3.8m望遠鏡ドーム       栗田光樹夫(京都大学)
11:15-11:28 (13) 焦点部と観測装置の状況      岩室史英(京都大学)
11:28-11:41 (13) 極限補償光学装置:科学目的と開発状況 松尾太郎(京都大学)
11:41-11:54 (13) 極限補償光学装置:点源回折干渉計方式波面センサの開発
                            山本広大(京都大学)
11:54-13:00 (66) 昼食
13:00-13:30 (30) 議論(3.8m関連)

【セッション5: 国内関連光赤外観測施設の運用】
13:30-13:45 (15) 広島大学の活動報告         吉田道利(広島大学)
13:45-13:55 (10) かなた望遠鏡・観測装置使用状況   植村 誠(広島大学)
13:55-14:05 (10) 装置開発・ステータス        川端弘治(広島大学)
14:05-14:15 (10) HinOTORIプロジェクト進捗      内海洋輔(広島大学)
14:15-14:28 (13) 西はりま天文台「なゆた望遠鏡」の運用 伊藤洋一(兵庫県立大)
14:28-14:41 (13) UH88日本人時間の現況と課題     大朝由美子(埼玉大学)
14:41-14:51 (10) アジア太平洋地域小惑星観測ネットワークAPAONの構築
                   奥村 真一郎(日本スペースガード協会)
14:51-15:01 (10) SMOKAの現状と利用状況       吉田鉄生(国立天文台)
15:01-15:40 (39) 総合討論

【ポスター】
P1 HIDES装置の現状:2014B~2015A         神戸栄治(国立天文台)
P2 ISLEの現状報告                 柳澤顕史(国立天文台)
P3 KOOLS(可視撮像低分散分光装置)運用状況    筒井寛典(国立天文台)
P4 金属鏡望遠鏡の開発               浮田信治(国立天文台)
P5 188cm望遠鏡のseeing測定            浮田信治(国立天文台)
P6 SMOKAの現状と利用状況             吉田鉄生(国立天文台)
P7 高校生による188cm反射望遠鏡の公開データを用いた銀河のスペクトル解析
                 石田光宏(横浜サイエンスフロンティア高校)
P8 アジア太平洋地域小惑星観測ネットワークAPAONの構築
                     奥村真一郎(日本スペースガード協会)
P9 かなた望遠鏡によるブレーザー長期偏光変動観測  伊藤亮介(広島大学)
P10 近傍LIRGの星形成領域におけるダスト減光分布の測定 小早川大(東京大学)
P11 東広島天文台における近赤外観測効率の評価     中岡竜也(広島大学)
P12 G型巨星における惑星系の日韓共同探査       大宮正士(国立天文台)
P13 リアルタイム点回折干渉計とその解析的な性能評価 今田大皓(筑波大学)

世話人

連絡先:um15 at oao.nao.ac.jp

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