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観測

はじめに

ビジターは、守るべき規則とビジターの判断に任されていることを使い分けて、できるだけ有効な滞在と観測をしてください。

望遠鏡や観測装置の操作については、観測所Webサイトおよび備え付けのマニュアルを参照して、観測者本人が習熟してください。特に、初めての場合はあらかじめ十分な練習を行う必要があります。遅くとも観測割り当て初日の1ヶ月以上前に装置担当者にコンタクトして下さい。望遠鏡、観測装置の操作に不安がある場合は、滞在申請書を提出する際(観測開始の10日以上前)に観測所までご相談下さい(「来所手続き」参照)。

岡山観測所での夜間観測サポートは、以下に説明されるように観測当番制となっており夜間は職員が常駐していません。このため、観測中の突発的な体調変化(病気、怪我)に対応することが困難になっています。観測期間中はできるだけ2人以上が滞在し、お互いの体調を気遣いながら観測を遂行することを強く勧めます。岡山観測所は2人の観測者に対して旅費を支給しています。また、大学院生がPIである観測プログラムの場合でも、学生のみで来所されることを避け、指導教員あるいはそれに代わる教員とともに来所してください。大学院生だけで来所して観測を行うことは原則として禁止します。やむを得ない事情があるときは、あらかじめ観測所長までご相談ください。

原則的に、使用する観測装置が当該ランより前から望遠鏡についている場合には、当該ランが始まる1日以上前から観測所に滞在し、装置・望遠鏡のステータスの確認と操作の見学・学習を行うことを強く勧めます。

観測に使用する装置の設定や消耗品については、観測所到着後速やかに確認し、不都合がある場合は当日の観測当番(または職員)に申し出てください。

観測のルール

観測のルールおよび観測者が行うべき作業は以下の通りとなっています。観測者はこれを遵守してください。

  • 外部湿度95%以上もしくは主鏡湿度90%以上、最大瞬間風速15m/s以上は観測不可とする。15m/s以上の風が吹いたら、それ以後30分はドームを閉める。湿度が95%未満でも、霧雨、雪などは舞うことがあるので、曇天時は基本的にドームスリットを閉めること。待機室にて待機する際はドームスリットを閉めること。
  • ドームスリット開閉時の注意点
    • スリットの開閉はミラーカバーを閉めた状態で行う。雨の後はドームに雨滴がたまっている場合があるなど、ドームからの落下物が鏡にあたるおそれがあるため、望遠鏡を天頂付近に指向した状態でのスリット開閉はなるべく避け、原則として望遠鏡はRest位置で行う。
    • 霧、雨など高湿度状態の後ドーム開閉を行う際は、ドームを左右に振って水滴を落とすことを試みること。また、雨滴が望遠鏡に当たるのを避けるため、スリットを望遠鏡からずらした位置にすること。望遠鏡はRest位置になっているはずなので、スリットが東を向いていると装置、鏡への影響が少ない。
    • 安全のため、スリット開閉時は原則としてドーム内には滞在しない。観測室での観測の場合は、ドーム内マイクからの音声、および監視カメラを利用して異常がないか確認する。制御室での観測の場合は制御室内から目視確認する。
    • スリット開閉中に異常を感じた場合はすぐにスリットを停止し、観測当番に連絡すること。
    • ドーム内に入るのはスリット停止を確認後にすること。

    なお、ビジター用のヘルメットはドーム西側の壁のロッカーに収納されています。

  • ブラインド(ウィンドスクリーン)を使用する場合には、必ず2Fの制御卓から操作しブラインドの動きを見ながら上下させること。もし、スムーズに動かないような場合は、直ちに停止して観測所員に連絡すること。
  • 観測終了後は以下の順に作業してください。
    1. ミラーカバーを全て閉じる。
    2. 望遠鏡をRest位置に移動する。
    3. ドームスリットを閉める。
    4. ドーム開口部を真北(0度)に向ける(2012.3.5追加)
    5. 望遠鏡・ドームのメインスイッチを切る。
    6. ドーム内空調(3カ所)を入れる。
    7. ドーム内とビジターギャラリーの電灯をつける。
  • 観測中の緊急事態は、まず安全確保を行ったのち、速やかに観測当番に通知してください。観測当番の判断で緊急連絡網を通じて処理されます。十分な準備と細心の注意によって、人身事故や望遠鏡の損傷を未然に防ぐことが肝要です。
  • 観測時に発生した望遠鏡、装置の不具合・トラブル等は、188cm望遠鏡待機室にある「観測日誌」(ハードカバーのA5型手帳)に記録して下さい。

観測者が行うべき作業

  • フォーカステスト
  • 観測準備:電源ONOFF・ミラーカバー開閉・ドーム開閉
  • 観測(望遠鏡・ドームの操作、ガイド、計算機の操作)
  • 観測野帳への記録
  • 取得データの転送と記録整理
  • 夜間天候の記録(188cm望遠鏡待機室にあり)
  • 共同利用報告書の記載
  • 観測終了後のドーム内エアコンのON、ドーム内およびビジターギャラリー電灯の点灯

観測時のトラブルへの対応

観測時に望遠鏡、装置の不具合・トラブル等が発生した場合は、以下のように職員への連絡を行ってください。

特に、観測中の緊急事態においては、まず安全確保を行ったのち、速やかに観測当番(または連絡係)に通知してください。観測当番(または連絡係)の判断で緊急連絡網を通じて処理されます。十分な準備と細心の注意によって、人身事故や望遠鏡の損傷を未然に防ぐことが肝要です。

平日の場合

観測当番(所員が日毎に交代で担当)が対応します。

  • 観測当番が所内にいる場合には観測当番に連絡します。電話の近くにある内線番号表を利用して下さい。なお、内線番号2299で所内のIP電話が一斉に鳴ります。
  • 観測当番が観測所を離れている場合には、188cmドーム待機室の連絡先ホワイトボードを参照し、観測当番に連絡して下さい。
  • 万が一観測当番に連絡がつかない場合には、待機室に掲出してある「観測トラブル連絡表」にしたがい、所員への連絡を行って下さい。

休日の場合

連絡係が対応します。

  • 188cmドーム待機室の連絡先ホワイトボードを参照し、連絡係にトラブル発生を伝えて下さい。
  • 万が一連絡係に連絡がつかない場合には、待機室に掲出してある「観測トラブル連絡表」にしたがい、所員への連絡を行って下さい。

観測当番および連絡係の割り当て表は、本館事務室前および188cmドーム待機室に掲示されています。
当番・係が特定できない場合は、事務室までお問い合わせください。

(参考) 観測当番・連絡係の業務

平日の観測当番および休日の連絡係は所員が日毎に交代で担当しており、その業務内容は以下の通りとなっています。

平日の場合の観測当番の業務

  • プリチェック(望遠鏡などの動作チェック)。原則として日没1時間前までに終えます。観測初日の場合など、必要に応じて観測者に装置設定等が適切であるかを確認します。
  • 原則として20:00まで観測所内にて待機します。ただし、雨天などで明らかに観測が実施される見込みがない場合など、状況に応じて、観測者と相談し了承を得た上で離所することもあります。
  • 観測所内での待機時は、トラブルが発生したら速やかに現場へ行き、対処を行います。
  • 離所後トラブルの連絡があった場合は、電話で観測者からの連絡に対応し、必要であれば観測所へ行き対処します。

休日の場合の連絡係の業務

  • 連絡係は、観測者からの問い合わせ内容に応じ、自力あるいは他職員に連絡することで解決を図ります。
  • 連絡係もしくは対応した職員は、休日明けに他のスタッフが迅速に対応できるように、可能な手段(メール、ノート記入)でトラブル発生の報告を行うこととします。

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