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観測データと研究論文

観測データ

観測によって得られたデータは岡山天体物理観測所に属するものであり、その記録、保管および占有権については以下の約束を守ってください。

観測に際しては、観測野帳に時刻、観測のパラメータ、気象状況、シーイングなどを記録してください。これは機器の状況や取得データの質や量を知り、観測の達成状況を正確に把握するために不可欠なものです。野帳は過去のものと合わせて各望遠鏡ドームに保管されています。

近年の観測データはほとんどすべて計算機に読み込まれるディジタル・データですが、これらは定時に三鷹の天文データセンターへ自動的に転送されます。観測者は各自で適当なメディアに落してデータを持ち帰ることができますが、その作業は観測者の責任において行ってください。

観測データは一定の観測者専有期間を経て、データアーカイブ上で公開されます。データ公開の詳細については データアーカイブのページを参照して下さい。

写真時代に観測された天体のリストは天体別、焦点別にカードに整理され、乾板保管プレハブで保管されています。

「速報」の活用について

有意な観測データや結果が得られた場合は、そのクイックルックなどの図や表を共同利用係または所長まで提出、あるいは送付してください。本館図書室前のボー ドに観測速報として掲示します。他の観測者の参考資料となりビジター同士の情報交換にもなりますので、この速報システムを活用して下さい。

研究会(ユーザーズミーティング)

観測所ユーザーが一同に会し、各自の研究成果の報告と観測所に関する種々の問題を議論する会合がユーザーズミーティングです。目下、光天連および国立天文台のお世話で年1回の頻度で開かれていますが、望遠鏡や機器開発の計画についても観測所側の報告を元にして活発な意見交換が行なわれています。このミーティ ングを有効活用し、共同利用観測を充実させることに御協力ください。

研究論文

大学共同利用期間である国立天文台岡山天体物理観測所にとって、観測で得られたデータを元にした論文の出版状況は極めて重要な意味を持っています。岡山天体物理観測所で得られたデータを元にして研究論文を書く時は、以下の事項を守るようお願い申し上げます。

論文執筆に際して

観測についての記述では、データを得た望遠鏡、装置や観測日時をできるだけ明確に記述してください。機器のセッティングや動作状況などの正確な評価なしにデータを解釈するのは危険ですし、データに関して問題が生じた時は追跡調査の手がかりとなります。これは、アーカイブデータを使用した場合でも同様で す。アーカイブデータの場合、データが取得された状況に不明な点がある場合には観測所に問い合わせて下さい。

観測成果に対する観測所の寄与については、個々の場合で異なっていると思われます。つまり、テレスコープタイムを使用したというレベルから、観測所スタッフがその観測の ために装置や検出器を立ちあげたりテストを担当したというレベル、さらには共同研究者として観測やデータ処理を共同で行なったというレベルなどがあるで しょう。 岡山天体物理観測所としては、望遠鏡、装置、設備の利用度や組織、職員の寄与のレベルに応じた適切な引用や謝辞を期待しております。特に、最も深く関わった場合、すなわち著者が観測所に滞在し、望遠鏡や装置を利用し、かつスタッフと共同で仕事をした場合は、論文中の著者の肩書として次のように付記をお願いします。

Visiting Astronomer,Okayama Astrophysical Observatory of National Astronomical Observatory of Japan

論文出版後の連絡

雑誌に掲載された論文やそれに準ずるものについては、必ず、その別刷2部を岡山天体物理観測所共同利用係(図書)宛お送りください。これらは望遠鏡、装置の利用状況や有効性を把握する資料となるからです。 なお、別刷は資料として整理され閲覧が可能になっています。電子版のみで別刷りがない場合には、PDFファイルを下記共同利用係まで電子メールでお送り下さい。

過去の研究論文の一覧は、岡山天体物理観測所40周年誌に掲載されています。観測所では引き続き、知らせていただいた論文のタイトル、著者などの項目を計算機に入力し整理しており、年号順、装置別などのリストを出力することもできます。

なお、これらは参考文献として国立天文台年次報告に出し、適宜ユーザーズミーティングでの報告や集録への掲載を行っています。このような研究成果や論文の発表は、利用状況調査などで直接各ユーザーにお尋ねすることもありますが、観測所として定期的な問い合わせは行っておらず、主にユーザー側からの報告、通知に依存しています。この点を了解していただき、積極的な対応をお願いいたします。

成果報告のお願い

また、上記研究論文等の扱いに加え、岡山天体物理観測所が関わった観測成果について学会発表、記者発表等を行うもしくは行った場合にも、岡山天体物理観測所 共同利用係(openuse[at]oao.nao.ac.jp([at]を@に変えてください)または電話:0865-44-2155)までご連絡下さい。場合によっては、岡山天体物理観測所の広報係から、観測成果の一般市民向けの公表のため、Webサイト等への掲載へのご協力をお願いすることもあります。

観測成果は、観測所の運用成果をアピールする上で最も重要なことがらです。どうぞご協力をお願い致します。

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