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関連研究「青い光で見るスーパーアースの空」を掲載しました。

2013年9月4日水曜日 | ニュース全般 一般の方向けニュース 一般の方向け(トップ)

 成田憲保特任助教(国立天文台)、福井暁彦研究員(国立天文台・岡山天体物理観測所)、生駒大洋准教授(東京大学)らを中心とする研究チームは、すばる望遠鏡に搭載された2つの可視光カメラ Suprime-Cam と FOCAS に青い光だけを透過するフィルターを装着して、へびつかい座の方向、約40光年のかなたにあるスーパーアースGJ1214b の空を観測しました。その結果、GJ1214b が水蒸気を主成分とする大気を持つ可能性が高いことがわかりました。
 惑星の空の詳しい観測ができるスーパーアースは、まだ少数しか発見されていません。GJ1214b 以外のスーパーアースとして2012年に発見された「GJ3470b 」があります。同研究チームはこの GJ3470b についても、岡山天体物理観測所や すばる望遠鏡の観測装置を用いてこの惑星の空を観測し、GJ3470b は水素を主成分とする晴れた空を持つ可能性が高いことを明らかにしています。
 >> 関連研究「青い光で見るスーパーアースの空」

GJ 1214 bの惑星トランジットのイメージ図

図1.青い光で見るGJ 1214 bの惑星トランジットのイメージ図(クレジット:国立天文台)

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