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UMの開催のお知らせ(第1サーキュラー)

2008年6月6日金曜日 | 研究者向けニュース

下記のように2008年度岡山ユーザーズミーティング(第19回光赤外ユーザーズミーティング)を開催しますのでお知らせします。

日時
2008年8月19日火曜日午前から20日水曜日午後
場所
国立天文台三鷹 解析研究棟1階 大セミナー室

趣旨

国立天文台岡山天体物理観測所では、当観測所を利用して行われた研究の成果報告や共同利用のあり方の議論などを行う場として、毎年岡山ユーザーズミーティングを開催しております。今年度もまず、岡山観測所の現状、研究成果、将来計画(短期、長期)について発表・討論を行います。また、岡山観測所以外の光赤外天文学関連の共同利用の報告も行います。さらに、光赤外分野の最近の動向を見据えつつ、昨年度行った岡山観測所の将来像についての議論を発展させていきます。現ユーザーの方だけでなく、今後当観測所を使って研究を行いたいと考えている大学院生や研究者の方々の積極的な参加をお待ちしております。

岡山観測所の現状

岡山観測所の望遠鏡や現在稼働中の観測装置、共同利用などの現状を報告します。特にこの1年の間には、高分散エシェル分光器HIDES用CCD検出器のモザイク化および可視低分散分光撮像装置KOOLSのPIタイプとしての公開が行われましたので、これらの装置の状況について報告します。また、現在の共同利用のあり方についてもユーザーの方々から広くご意見を募り、問題点、改善策などについて話し合いたいと思います。

研究の成果発表

昨年同様、今年も研究発表の時間を多く取る予定です。当観測所にて観測をされた方の積極的な発表をお願いします。

将来計画(短期)

2009A公開予定の近赤外線分光撮像観測装置 ISLEの分光モードについて現況を報告します。また、現在進行中の 「188cm望遠鏡・ HIDESの光ファイバー化計画」および「広視野近赤外線カメラによる銀河面モニタ計画」について概要説明およ進捗状況をお知らせします。

将来計画(長期)

京都大学、名古屋大学、国立天文台などが協力し、中口径望遠鏡の実現に向けて実験開発が進められています。今年のUMでも、この一年の経過や計画の進捗状況を報告するとともに、各種の議論を発展させたいと思います。

岡山以外の共同利用および岡山の将来像

光赤外ユーザーズミーティングでもあるこの会合で、岡山観測所以外の国内外の施設での光赤外天文学関連の共同利用等の報告を行います。また、この1年間の各種望遠鏡計画の進捗状況、光赤外分野全体の共同利用の在り方などを考えに入れながら、昨年度行った岡山観測所の将来像についての議論を発展させていきたいと思います。

世話人

  • 神戸栄治(国立天文台)
  • 黒田大介(国立天文台)
  • 尾崎忍夫(国立天文台)
  • 吉田道利(国立天文台)
  • 長田哲也(京都大学)
  • 川端弘治(広島大学)
  • 伊藤洋一(神戸大学)

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