4.メニュー画面


 観測は次のようなメニュー画面において行われる。
 メニュー画面は縦4列に分かれている。左から第1列目にはシステム関係のコマンド(緑色枠)、第2列目にはジョブ(青色枠)(§8)、第3列め上部にはCCDカメラのステータスを決めるコマンド(紫色枠)(§6)、第3列目下部と右端の第4列目には分光器のステータスを決めるコマンド(緑色枠)(§7)がそれぞれ表示されている。


4-1.コマンドおよびジョブの実行
 コマンドまたはジョブを実行するには、矢印キーで青色カーソルを実行したいコマンドの位置に移動させて、<Ret>キーを押す。


4-2.コマンドおよびジョブの中止
 実行中のコマンドおよびジョブは、一般に<ESC>キーを押すことによって中止することができる。唯一の例外は、CCDカメラが露出実行中の場合のみである。この場合については、<CCD COMMAND> Exposureの項を参照の事。


4-3.コマンド
 1つのデバイス(分光器、および、CCDカメラ)に動作を行わせる命令をコマンドと呼ぶ。 コマンドを選択した場合には、ウィンドウが開き必要な処置を促してくる。ここで、数値を入れるか、または、矢印キーでパラメーターを選択の後、<Ret>キーを押せば実行される。


4-4.ジョブ
 観測を行うために必要な、分光器、CCDカメラ、および、オートガイダーを制御するいくつかのコマンドを順次自動的に実行することをジョブと呼ぶ。
 ジョブを選択すると、最初のウィンドウで必要なパラメーターの入力を観測者に要求してくる。また、データ保存を含むジョブでは、保存の時点で、天体名などの入力を要求してくる。

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