2006年12月の要望と回答

HIDES観測中の不具合

2006年12月15日Friday

15日、I2Cellを入れて観測を行った。発見が遅れたため、この日の観測データは基本的に使用不可。
上記に関して、観測者の不注意が最たる原因であるが、HIDESの設定の不明確な点も発見を遅らせる原因の一つとなったと考えている。

[回答] 申し訳ありませんでした。観測所のプリチェックにも不備があったと思います。

guide softのdownが頻繁に見られた。改善を求む。

[回答] 改修中です。いましばらくお待ちください。

カテゴリー:188cm望遠鏡

ISLE観測

2006年12月4日Monday

ディザリングを自動で行うモードは、観測の負担軽減の点で非常に有効でした。
ただし、天体のシフト量のバラツキが大きく、一見したところシフト量の変動にも規則性が見られませんでした。
また、南北方向のみに動かす設定にしたにも関わらず、数回に1回程度の割合で南北方向に東西方向の動きが加わっています(結果として斜めに動く)。このため、定期的に天体の位置の調整が必要となり、自動観測モードの有用性が半減している様に思います。この観測モードは便利なので、今後安定した駆動になるよう、期待します。

[回答] ディザリングで正確に望遠鏡が動かないのは、望遠鏡の制御系ハードウェアの問題です。そもそも古い望遠鏡であるために高精度の駆動が難しい構造となっていることと、現在のエンコーダーの取り付け方に問題があって位置再現性に10~15秒角程度の誤差があることが大きな原因です。これを改善するにはエンコーダーの装着方法の大幅な改修が必要です。こうした改修は計画中ですが、すぐには対処できませんので、ご了承ください。

カテゴリー:188cm望遠鏡

188cm望遠鏡、雨滴センサなど

2006年12月4日Monday

・フォーカス合わせの際、エンコーダの読取値が同じであっても星像サイズに再現性が見られませんでした。(繰り返してフォーカス合わせを行うと、星像サイズが大→小→大となる傾向はありますが、星像サイズが最小となるフォーカス値が毎回異なる)

[回答] フォーカス合わせのときは、副鏡駆動ギアのバックラッシュを防ぐため、「必ず値の大きいほうから小さいほうに動かしていく」ようにしてください。また繰り返して行う場合は、一度フォーカス値を大きいほうに大きくズラしてから、小さいほうに移動するようにしてください。たとえば、ベストフォーカスが900あたりであったとすれば、一度950までズラした後に920に移動し、そこからフォーカス値を減らす方向でフォーカス合わせを行ってください。

・小雨が降っているにも関わらず、雨滴センサの表示が”It seems FINE” となっていた。

[回答] 雨滴センサプログラムが落ちていたか、たまたま雨滴センサに雨が当らなかったかのどちらかと思われます。センサ表示を過信することなく、スカイモニタ、気象モニタなどの情報を総合して天候判断をしていただくよう、お願いします。

・観測中、ミラーカバーのstatusが”moving”となる場合があった。多分リアルな現象ではなく表示の問題だと思われる。

[回答] これはミラーカバーが望遠鏡姿勢によって多少動き、開閉のリミットスイッチからはずれてしまうために起きます。その意味ではカバーがずれているので単なる表示の問題ではありませんが、ズレ量は小さいので観測に影響はありません。

カテゴリー:188cm望遠鏡