ISLE観測

2006年12月4日Monday

ディザリングを自動で行うモードは、観測の負担軽減の点で非常に有効でした。
ただし、天体のシフト量のバラツキが大きく、一見したところシフト量の変動にも規則性が見られませんでした。
また、南北方向のみに動かす設定にしたにも関わらず、数回に1回程度の割合で南北方向に東西方向の動きが加わっています(結果として斜めに動く)。このため、定期的に天体の位置の調整が必要となり、自動観測モードの有用性が半減している様に思います。この観測モードは便利なので、今後安定した駆動になるよう、期待します。

[回答] ディザリングで正確に望遠鏡が動かないのは、望遠鏡の制御系ハードウェアの問題です。そもそも古い望遠鏡であるために高精度の駆動が難しい構造となっていることと、現在のエンコーダーの取り付け方に問題があって位置再現性に10~15秒角程度の誤差があることが大きな原因です。これを改善するにはエンコーダーの装着方法の大幅な改修が必要です。こうした改修は計画中ですが、すぐには対処できませんので、ご了承ください。

カテゴリー:188cm望遠鏡