OOPS 観測マニュアル

by Toshiyuki Sasaki
with help of OOPS Depeloping team / OAO/NAOJ
OOPS Performance Verifying group
( Copyright: 1993,1998 by T. Sasaki. )

OOPS の機能及び本マニュアルの内容に関し予告なしに
変更する事があります。

          改善点、バグレポートは
            sasaki@naoj.org
          に、e-mail でご連絡下さい。


  1. 観測準備


  2. 観測終了

    1. 制御システムの終了
      • ワークステーション( bicchu )での OOPS 制御 システムの終了
          OOPS 制御関連の各ウィンドーのどれかで、Quit ボタンをマウス左ボタンでピックする。2秒ほど 待つとすべてウィンドーと関連するプロセスが 終了する。
      • その後、Xウィンドーのルートウィンドーで、マウス 左ボタンを押下するとメニューが出てくるので、 左ボタンを押したまま、最下段の Exit で、 左ボタンを離して、Xウィンドーを終了する。
      • メインコンソール画面になった後で、当該セッション を終了する。
          oops@bicchu[]_% logout

    2. 液体窒素の注入
        1日2回の注入が必要。液体窒素保持時間約14時間。

    3. データのDATテープへの保管


  3. 観測期間終了

    1. フィルターの片付け
        フィルター装着とは同様の操作で、フィルターをはずして ケースにしまいます。あとの観測、観測者のためを思って、 フィルターには指紋を付けないように、大切に扱いましょ う。
        最後の片付けも、観測の継続という事では大事です。

    2. 電源遮断
      1. OOPS-E電源遮断
      2. IICCD コントローラの電源遮断
      3. messia コントローラの電源遮断
      4. VME ラック(messia コントローラ)用のファンの 電源遮断

    3. ディスク内の観測データのバックアップと削除
        DAT バックアップは最低で2本作成します。
        観測者持ち帰り用(DATテープは歩観測者が御持参ください)と 観測所保管用(DATテープは観測所が用意しています)で す。
        観測所保管用テープは所定のラベルをつけて、所定の場所に 保管してください。

        1. 観測所 DAT テープにデータのバックアップ を、tar ファイルで作成する。
          新規テープには、
            oops@bicchu[]_% tar cvf /dev/rst0 yymmdd
          追記は、
            oops@bicchu[]_% tar rvf /dev/rst0 yymmdd
          追記の時に、間違えて、rvf を cvf と 入力すると記録されたデータが消えて しまうので気をつけましょう。
        2. 観測者個人用の DAT テープに、コピーして 持ち帰る。
        3. ディスク内のバックアップしたデータは、 観測者が自ら消しておきましょう。

    4. 観測野帳のコピー
        観測野帳の該当分をコピーする。観測者に取って大事な 資料です。
        データの情報は、基本的にはデータヘッダーに記録されて います。

    5. 観測報告書の記載・提出
        観測所への、観測者の義務の一部です。

    6. 観測者持参の観測天体リストフロッピーの格納
        観測者ご自身の為に、忘れないように。

    7. 鍵の返却


  4. 観測

    1. 観測開始
        ワークステーション( bicchu )での OOPS 制御システム の立ち上げ bicchu で oops で login する。
          bicchu login: oops
          passward: XXXXX

        その後、Xウィンドーを立ち上げて、OOPS 各プロセスを 走らせる。

          oops@bicchu[]_% X11

        kterm ウィンドーで、OOPS 立ち上げ用コマンドを入力する。

          oops@bicchu[]_% oops

        自動的に、下記のプロセスが走るが、画面にはウィンドーを 開かないプロセスもある。

      OOPS で起動されるプロセス
      USER PID %CPU %MEM SZ RSS TT STAT START TIME COMMAND
      oops 5605 0.0 2.7 440 1008 p0 S 10:48 0:01 scheduler -geometry -100
      oops 5608 0.0 0.8 144 312 p0 I 10:49 0:00 scheduler_server schedul
      oops 5585 0.0 1.1 400 416 p0 S 10:48 0:05 logger
      oops 559 0.0 4.0 560 1472 p0 S 10:48 0:20 contoops -geometry +0+12
      oops 5594 0.0 0.8 144 312 p0 I 10:48 0:00 oops_server contoops
      oops 5598 0.0 3.7 2704 1392 p0 S 10:48 0:03 oops_messia -geometry -4
      oops 5601 0.0 0.8 144 312 p0 I 10:48 0:00 messia_server oops¥_messi
      oops 5602 0.0 0.8 3248 312 p0 I 10:48 0:00 messia oops_messia
      oops 5595 0.8 2.3 256 872 p0 S 10:48 1:16 dsptel -geometry +0+540
      oops 5588 0.0 2.1 224 784 p0 I 10:48 0:00 weather -geometry +0+0
      oops 5603 0.0 5.8 432 2152 p0 I 10:48 0:00 saoimage2 -geometry 512x

    2. 各プロセスの機能・操作方法

      • logger : ステータスロガー
        • [(機能)]
            OOPS、望遠鏡関係のステータス管理を おこなっている。観測者による操作は、 起動/終了以外、出来ない。
        • [(操作)]
            自動起動。
            他のプロセスの正常終了に連動した終了。

      • scheduler : スケジューラ
          スケジューラ画面はここをピックして ください。

        • [(機能)]
            OOPS関連の機器の操作(望遠鏡操作を含ま ない)を観測手順書に従って行って、 半自動観測を遂行する。
            観測手順書(付録)は、観測者が用意 する。
        • [(操作)]
          • [観測モード変更]
              Sch File ▽ をマウス右ボタンを 押下すると スケジューラ選択メニュー が表示され、
                object1, object2, DomeFlat, SkyFlat, bias, dark
              と縦に並んで表示されるので、 右ボタンを押下したまま移動して 選択する。選択されたモードに 対応する観測手順書が 読み込まれてスケジューラ画面 に表示される。

              スケジューラファイルの変更は setup ボタンを押下して スケジューラファイル設定 画面を表示させて、 ファイル名を入力する。

          • [露出時間設定]
              観測手順書中に %EXPT% と記述されている露出時間は、 スケジューラ画面の
                Exp Time(sec):%EXPT%=
              項目の値に、スケジューラの 実行中に設定される。
              観測手順書中に数値として明に 記述されている露出時間は変更 されない。
          • [スケジュール項目の確認]
              観測手順書の各項目を表示させ るには、
                Up#, PageUp, Top, Down#, PageDown, Bottom
              で、スクロールさせる。
                Up#, Down#: 一行毎のスクロール
                PageUp,PageDown: 1ページ毎のスクロー ル(一行重複)
                Top, Bottom: 観測手順書の 先頭、後尾へ ジャンプ
          • [スケジュール開始]
              露出時間設定を確認したら、 スケジュールを開始させる。 Sch Control で、
                Stop, Start, Continue
              のボタンから Start をマウス 左ボタンでピックすることに よって開始される。

              実行中のスケジューラ画面は ここを ピックしてください。

              観測が自動的に行われて、適切な データヘッダーが生成あるいは 読み込まれ、取得画像は SAOimage2 に自動的に表示され る。但し、SAOimage2 での 画像の表示諧調はマニュアルで 設定しなくてはならない。

              観測手順書の部分を実行させる ためには、

                Start#, End#
              に、開始項目番号と終了項目番号 (ともに表示されている番号)を 設定する。 変更した場合には、全操作を行う ために、元に戻すのを忘れない ように。

              (注)既存ファイルのオーバ ライト時の応答を忘れ ないように。
              (注)下記のスケジュールの シミュレーション機能 を用いた後には、

                Sch Mode: Auto, Manual, Step, Simulate
              で、Auto になっている事を確認 する事。

          • [スケジュールのシミュレーション 機能]
              スケジューラ観測手順書中での ループ動作等を確認するために、 シミュレーション機能が有効で ある。
                Sch Mode: Auto, Manual, Step, Simulate
              で、Simulate をマウス左ボタンで 押下して、Sch Control で、 Start を選択することによって シミュレートされる。 中断は、Stop を選択する。
              終了後は、通常のスケジューラ 動作に戻すために、
                Sch Mode: Auto, Manual, Step, Simulate
              で、Auto をマウス左ボタンで 押下して選択しておく。

          • [注意]
              スケジューラデータのマニュアル での変更時に入力の最後に リターンを入力しなくてはな らない。 リターン入力で、変更された データが取り込まれて、更新 されるので、リターンがないと 変更は有効とはならない。
              リターンした時点で、画面に 表示されているデータが読み 込まれて更新される ので、リターンの入力は、 データが表示されていて、 実行される前でしたら有効です。

      • contoops : OOPS 制御システム

        • [(機能)]
            OOPS 機構部を制御する。OOPS 機構部は、 XY-Guider、Diaphragm, Filter2種, 半波長板+ロションプリズム、シャッター のユニットから構成され、それぞれの ユニット上にある MPU 登載のユニット 制御系との RS232C を介した 通信で制御するシステムである。

            OOPS 制御システムは、RPC 経由の 外部からのコマンド、あるいは、 ローカルな X-window オブジェクト入力 によるコマンドの両方からの 制御が可能である。

        • [(操作)]
          • [フィルター設定]
              Filter1 に表示されている フィルターボタンをマウス 左ボタンで選択する事に よってフィルターターレットが 回転して、フィルターを選択 する。 現在のフィルターは、赤字で 示されている。どのフィルター も赤字でないときは、 フィルターターレットが フィルター位置の中間点にある のか、あるいは、フィルター ターレットとの間で通信が 途絶えているのかどちらかで ある。

          • [フィルター交換時のフィルター名 変更]
              contoops 画面で、Setup ボタン をマウス左ボタンでピックする ことによって、 setup サブウィンドー が開かれる。
              Filter_1 #0-#5 までの欄に、 設定されたフィルター名を キーボードから入力し、 SetFilter ボタンをマウス 左ボタンでピックする事に よって、フィルター名が 保存されると同時にFilter1 の フィルター表示欄に表示され る。
              setup サブウィンドーは、 Done ボタンをマウス左ボタンで ピックする事によって 閉じられる。
                (注: Setup サブ ウィンドーで、
                  Control Mode: local
                  Verbose: No
                がデフォルトであ る。)

        • [ガイダー操作]
            ガイダー操作部には、IICCD の高圧、 ガイダーシャッター制御、及び、 ガイダーXY位置とガイダー IICCD の 感度設定をする GuiderSetup ボタンがある。
            • [IICCD 高圧:]
                ガイド用 IICCD カメラ の高圧は、II HV-Power の Off, On ボタン で投入・遮断できる。
                高圧投入時には、赤字で On、高圧遮断時には、 黄色字で Off が表示 される。
            • [ガイダーシャッター:]
                ガイド用 IICCD カメラ 直前にあるガイダー シャッターは、 Guider Shutter の Close, Open を選択す ることによって 開閉される。
                シャッター閉時には、 赤字で Close、 シャッター開時には、 黄色字で Open と 表示される。

        • [XY位置]
        • [感度設定]
            ガイダー表示部にある GuiderSetup を マウス左ボタンで選択すると、 Guider Setup サブウィンドー が現れる。 Guider Setup サブウィンドーでは、 スライダーによるガイダーXY位置と ガイダー IICCD の感度設定が可能で ある。
            スライダーのスライド部をマウス 左ボタンを押下したまま、移動すると 値が変化をし、マウス左ボタンを離し た時点での値が設定値となる。

            XY位置:可動範囲は、

              X: -41.78mm - 53.73 mm
              Y: -3.41mm - 64.41 mm
            であるが、Y 方向は光軸に入っていく ので、ケラレのない範囲は、Y > 39.00mm である。

            感度設定:

              ガイダーの IICCD の感度設定は、 レンジ 0 - 255 で、 0 が最低、255 が最大である。 IICCD の画面を見ながら 調整する。通常は、150 前後で ある。

            IICCD 制御装置との通信が正常でない ときは、Guider Setup サブウィンドー 上の、InitCCD ボタンをピックする事に よって通信の初期化が図られる。

        • [開口設定]
            ガイダー部の下部、望遠鏡焦点部には、 開口ターレットがあり、6種の開口を選択 できる。現在は、3種のみが利用可能で ある。
            Diaphragm の ▽ をマウス右ボタンを 押下すると、開口の 選択リスト が表示 され、マウス右ボタンを押下したまま 移動して、選択すべき開口の所で、 マウス右ボタンを離すことによって、 開口が選択される。
             現在の利用可能な開口は、

            6.5 x 9.2mm 矩形開口 サイズ 21mm x 16.2mm
                CCD上で6.5 x 9.2mm
            0.1mm slit 幅 0.1mm 長さ16.2mm
            0.3mm slit 幅 0.3mm 長さ16.2mm
               
               
               

        • [フィルター設定]
            コリメータの下部、偏光ユニット部の 上側にあフィルターターレット部の フィルターを選択する。6種の フィルターを選択できる。挿入され ているフィルターは、Filter 1 表示部に表示されている。マウス 左ボタンでフィルターを ピックして選択する。選択されている フィルターは、赤字で表示される。

        • [偏光 1/2 波長板位置角設定]
            コリメータレンズによる主鏡像位置の 近くにある偏光 1/2 波長板の位置角を 設定するのは、L/2 plate の ▽ を マウス右ボタンを押下すると、 波長板位置角が 22.5 ℃ごとに表示 される。
            マウス右ボタンを押下したまま移動して、 選択すべき位置角の所で、マウス 右ボタンを離すことによって、位置角が 選択され、波長板が回転する。 現在値は、L/2 plate 欄に表示される。

            あるいは、任意の角度を設定したい場合 には、現在値が表示されている L/2 plate 欄に、設定したい位置角を入力 して、リターンを入力する。入力された、 任意の角度に波長板が設定される。

        • [偏光/直接撮像切り替え]
            偏光/直接撮像切り替えは、偏光ユニット を移動することによって行われる。
            切り替えは、Pol.Unit で、In(Pol mode), Out(Direct mode) をマウス左ボタンで ピックして行われる。 選択されているモードは、赤字で表示さ れる。

        • [グリズム設定]
            偏光ユニット部の直後、カメラレンズの 上側にあるグリズムターレット部の グリズム/フィルターを選択する。 6種のグリズム/フィルターを選択 できる。
            挿入されているグリズム/フィルターは、 Filter 2 表示部に表示されている。
            マウス左ボタンでグリズム/フィルターを ピックして選択する。選択されている グリズム/フィルターは、赤字で表示 される。

      • oops_messia : CCD 制御システム

        • [(機能)]
            検出器/カメラは、国立天文台・三鷹で 開発された CCD コントローラシステム Messia II を用いているが、Fork した サブプロセスとして Messia 制御系を 動かし、その出力をモニターして、次の 処理を続行して、自動管理を行って いる。
            Messia からのモニターすべき出力は、 ファイルで定義している。

            Messia 制御系で取得される画像 ファイルは、IRAF 形式であるが、 この制御系内部で、 IRAF/FITS 両形式に対応している。

        • [(操作)]
          • [露出時間の設定]
              CCD 制御プロセスで、個別に マニュアルでデータ取得をする ために、露出時間を設定する。 Exp(sec) パネルに露出時間を 秒単位でキーボードから入力 する。

              露出開始後の経過時間は、 Elapsed(sec) パネルに表示 される。

        • [フレーム番号設定]
            テスト露出などのために、フレーム番号 が増えた場合には、Current Frame No. パネルで、フレーム番号を設定できる。
            キーボードから入力する事もできるが、 フレーム番号の 1づつの増減は、Up, Down ボタンをマウス左ボタンでピックする事に よって行える。
            フレーム番号の変更は、CCD からの データ読み込みが終了してディスクへ 書き込むまでに行えばよい。

            直前の取得データのフレーム番号は、 Last Frame パネルに表示される。

        • [CCD 露出制御]
            CCD 露出の開始は、制御用ボタン
              Exp, Bias, Dark, DomeFF, SkyFF, Comparison
            をマウス左ボタンでピックすることに よって、選択される。
            これらの露出モードは、シャッターの 制御、データヘッダー内容の違いに 対応している。

          観測モード シャッター制御 OBJECT DATA-TYP
          Exp 望遠鏡ステータスから OBJECT
          Bias BIAS BIAS
          Dark DARK DARK
          DomeFF DOMEFF FLAT
          SkyFF 望遠鏡ステータスから ILLUMINATIION
          Comparison COMPARISON COMPARISON

          (注1) オーバーライトの応答待ち

            同一フレーム番号にデータを書き込む ときには、 オーバーライトの問い合わせ ウィンドー が開き、 観測者からの 応答を待ちます。 応答がないと有るまで待ちますので、 忘れないように。

          (注2) ディスク残量のチェックはしていません。 ディスクが不足しても、 一見正常に進みますので、観測開始時に ディスク残量を df コマンドでチェック しておく事。 大体最大で一夜に 400 MB でしょう。

        • [画像操作機能]
          • [画像統計:]
              取得された画像データの統計 情報は、自動的に算出されて、 Result パネルに表示される。
              統計量を算出する、画像データ 上での領域は、
                Area[x1:x1 y0:y1] パネル
              で、設定される(デフォルトは、 1 1024 1 1024)。

              個別にディスク上に存在する ファイルの統計情報も算出する 事が出来る。 Image パネルに、画像ファイル 名を、

                /scr2/oops/image
              からの相対パスで記述して、 Statistics ボタンをマウス 左ボタンでピックする。統計量 を算出する画像データ上での 領域は、上記と同様に
                Area[x1:x1 y0:y1] パネル
              で設定される。
              画像統計演算の結果は、 Result パネルに表示される。

          • [画像イメージサイズ評価(未実装)]
              個別にディスク上に存在する 取得された画像データのイメージ サイズは、算出されて、Result パネルに表示することができる (をしたかったな。97-02-05)
              Image パネルに、画像ファイル 名を、
                /scr2/oops/image
              からの相対パスで記述して、 ImageSize ボタンをマウス 左ボタンでピックする。画像 イメージサイズ評価の結果は、 Result パネルに表示される。

          • [画像表示]
              個別にディスク上に存在する 取得された画像データを画像 表示させることができる。
              Image パネルに、画像ファイル 名を、
                /scr2/oops/image
              からの相対パスで記述して、 Display ボタンをマウス 左ボタンでピックする。 画像は、 SAOimage2 に表示 される。

        • [Messia コマンドのマニュアル実行]
            上記の自動コマンドで CCD 制御をする だけでなく、それ以外の Messia コマンドをマニュアル実行することが できる。
            但し、Messia が実行されている、 サブウィンドウーに直接入力する事は 出来ない。
            個別のコマンドは、その応答も含めて、 Command パネルにキーボードから入力し、 リターンキー入力で実行される。

        • [Show Header]
            現在のデータヘッダーを表示する。 Show Header ボタンをマウス左ボタンで ピックする事によって、 重要なヘッダーが サブウィンドー を開いて、表示される。 そのサブウィンドー内の Full Header ボタンをマウス左ボタンでピックする 事によって ヘッダー全項目が、更に サブウィンドー を開いて、 表示される。
            ヘッダーは、露出開始時に更新される ので、露出開始後、露出終了までに、 変更されたヘッダー項目内データは、 データヘッダーに取り込まれる。

        • [Setup]
            CCD 制御システム関連の設定は、Setup ボタンをマウス左ボタンでピックする事 によって開かれる、 サブウィンドー で 行われる。

            Messia-II の初期化は、InitMessia ボタンをマウス左ボタンでピックする 事によって行われる。

            取得データの画像データ形式は、 IRAF/FITS の両形式で、ディスクに記録 される。データ形式の選択は、 Save Format パネルの

              Iraf, Fits
            ボタンで選択される。直接的な画像処理 が可能である事から、ディフォルトでは、 (97年から) FITS 形式を採用している。 フレーム番号命名規約 を参照のこと。

        • [Save last frame#]
            最終取得画像のフレーム番号を変更する。 この番号は、ファイルに書き出される。

        • [OverWriteFile]
            CCD からの画像データは、一時ファイル
                messia_tmp.imh(.pix)
            に保存されるが、何かの理由で正式の ファイル名に変換されなかった場合に、 ファイル名の変換をする。
              マウス左ボタンで、OverWriteFile ボタン をピックすると、 OverWriteFile サブ ウィンドー が開かれ、
              No, Ovewrite, Change file
            で、Ovewrite か Change file を選択 する。
            ファイル名は、Current Frame No. パネルから読み込まれて生成される。

      • dsptel : 望遠鏡表示・操作

        • [(機能)]
            画面より入力された望遠鏡制御コマンドを NFSファイルを介して、望遠鏡制御パソコン (cont36)に送信して、望遠鏡・ドーム駆動 制御を行う。
            望遠鏡制御系が作成する(約1秒毎に) 望遠鏡ステータスデータを読み込み、 デコードして、Xウィンドー上に表示 すると同時に、ステータスロガーへ、 望遠鏡ステータスデータを伝送する。
        • [(操作)]
          1. 天体選択
            Object ボタンをクリックすることに よって、 観測天体選択画面  がポップアップ する。
            目的の天体が表示されるように、UP, PageUp, Top, down, PageDown, Bottom ボタンで天体表示をスクロールさせる。 目的の天体が表示されたら、左側の Select ボタンを押して天体を選択する。 選択された天体情報は、望遠鏡操作画面 上の Next Object 欄に表示され、次回の 望遠鏡駆動時に駆動情報として用いられ る。
            天体リストは、ファイルに作成して 登録しておく必要がある。Cont36:Setup 画面、または、Object 選択画面で、 PresetFile 欄に設定する。 天体リスト ファイルのフォーマット は既述。

          2. 望遠鏡駆動
            望遠鏡操作画面の Telescope Slew ボタン をマウス右ボタンでクリックすると右の 望遠鏡駆動制御画面がポップアップする ので、マウスボタンを押したまま Start を選択する。Next Object 欄の情報に 従って望遠鏡駆動が実行される。 望遠鏡制御パソコンの左上の欄の地色が 黄色に変わり望遠鏡が駆動される。 ポインティングが完了したら緑色に戻る。

          3. 望遠鏡制御系オートガイド制御
            望遠鏡操作画面の AutoGuider を マウス右ボタンでクリックすると右の 望遠鏡制御系オートガイド制御画面が ポップアップするので、マウスボタンを 押したまま On を選択する。望遠鏡制御 パソコンの AutoGuider 欄に水色で On と 表示される。このとき、オートガイダー パソコン上でガイド星が選択されてガイド がスタートしていれば、 オートガイディングが開始される。

          4. 望遠鏡制御系ドーム回転駆動
            望遠鏡操作画面の Dome Rotation を マウス右ボタンでクリックすると右の 望遠鏡制御系ドーム回転駆動画面が ポップアップするので、マウスボタンを 押したまま、右回しなら Rot.Right、 左回しなら Rot.Left を選択する。 通常は、ドームは望遠鏡指向方向に追随し て回転するので操作する必要はない。
            ドームの望遠鏡指向方向追随は、 Dome Modeで選択する。マニュアル モード(M)、セミオート(SA:ポインティン グ時のみ望遠鏡指向位置にドームスリット を向ける)、オート(A:望遠鏡指向位置に ドームスリットを向ける)のどれかを 選択する。

          5. 望遠鏡制御系ドームシャッター制御
            望遠鏡操作画面の Dome Shutter を マウス右ボタンでクリックすると右の ドームシャッターの開閉制御制御画面が ポップアップするので、マウスボタンを 押したまま、Open あるいは Close を を選択する。

          6. 望遠鏡フォーカス設定
            望遠鏡操作画面の Focus を マウス右ボタンでクリックすると右の 望遠鏡フォーカス設定画面が ポップアップする。フォーカス値を Focus 欄に入力してリターンキーを 入力するとフォーカスが変更される。
            下欄の Step Begin, Step End, Step に フォーカスの初期値、終値、ステップ値を 入力して、Start ボタンをクリックすると フォーカス初期値にフォーカスが設定さ れる。その後、Next ボタンをクリックす ることによって、順次ステップ値分だけ フォーカス値を増やしていくことができ る。
            ただし、通常は、ハンドセットで行った 方がレスポンスがよくて正確で楽です。

          7. 天体歴等ユーティリティー
            望遠鏡操作画面の Utility を マウス右ボタンでクリックすると右の 天体歴等ユーティリティー画面が ポップアップする。太陽、月に関する 情報を表示する。(が、何かのバグで 月に関する情報はおかしい)

          8. 望遠鏡制御系セットアップ
            望遠鏡操作画面 で Cont36:Setup を マウス右ボタンでクリックすると 望遠鏡制御系セットアップ画面 が ポップアップする。 観測者名 の 入力はこの画面を用いて行う。観測者名を 入力後リターンキーを入力することに よって、望遠鏡制御パソコンに観測者名が 登録される。
            天体リストは、PresetFile 欄に設定する。 天体リスト ファイルのフォーマット は既述。
            s

        • weather : 天候状況入力・モニター

          • [(機能)]
              ドーム屋上、及びドーム内に設置された 気象センサーからの情報をNFS経由で取得 して、温度、湿度をステータスロガーへ 伝送する。
              また、入力パネルから選択された、 天候、透過率をステータスロガーへ 伝送する。

          • [(操作)]
              設定されたデータを読み込んで、 ステータスロガーへ伝送するのは、 Send to logger ボタンをマウス左 ボタンでピックする事によって、 行われる。

        • saoimage2 : 改良 SAOimage : 画像表示

          • [(機能)]
              オリジナルの SAOimage に他のプロセス からの画像表示ファイルの指定、 PAN/ZOOM の設定について、機能拡張 してある。

          • [(操作)]
              通常の SAOimage とほぼ同等な操作は 可能である。なお、print をピックする 時には SAOimage2 がウインドー外に 一部でも出ているとSAOimage2 プロセスは死んでしまう。
              その時は、saoimage2 を再起動する。
                oops@bicchu[]_% saoimage2 -geometry 512x512-0-0 &


  5. 観測データの取得方法
    1. 偏光観測
      • [ドームフラット]
          最低でも、1日の観測の開始時と終了時に取得 する。偏光角の観測で用いた位置角とフィルター に付いて、それぞれ4枚づつ取得する。 スケジューラの DomeFlat が対応している。

      • [スカイフラット]
          ドームフラットを補完するものとして取得して いるが、スカイフラットは、強く偏光している こと、ドームフラットがかなりよい精度で求まる ようになってきているので、近い将来に取得し なくてもよいかもしれない。 また、日中のスカイでフラットフィールドが可能 で有れば、薄命時のスカイフラットは不要で あろう。但し、日中のスカイフラットは1度試み たが、たぶん迷光対策(デュワー周辺からの 光漏れ)が不十分であったために、よい精度は 達成されなかった。
          スケジューラの SkyFlat が対応している。

      • [バイアス]
          現在のシステムでは、バイアスが変動しているが、 オーバースキャン領域でのバイアス値を差し引くと その変動はキャンセルされる。解析時にオーバ・ スキャン補正をすることが必要である。

      • [ダーク]
          ダークはほとんど無視できる(-120℃)。確認の ために、観測期間に1回は、何フレームかの ダークを取るべきであろう。
          スケジューラの Dark が対応している。

      • [その他の校正データ]
          偏光ユニットの偏光効率を評価するために、 カセグレン穴にポラロイドフィルターを セットして、100% 偏光している ドームフラットを取得して、偏光効率
            偏光効率: extinction factor or polarization factor
          を求めるのに用いる。
          ドームフラットと同様に取得する。 カセグレン穴にセットするポラロイドフィルター ユニットは、許可された観測者、職員しか扱え ない。

      • [天体校正データ]
          天体校正データは、天体データの1部とみなす。 天体校正データの種類としては、
          • 偏光標準星
          • 無偏光標準星
          • 画像歪補正:CCD standard field
          がある。 CCD は感度がよいので、8 - 10 等の標準星を 使って、1-5秒露出で取得するのは効率的である。 明るい星は、1秒以下の露出で、露出時間管理の 精度が 若干落ちる。
            (注意)シャッターの保護のために、 1秒以下の露出は 現在(1997-10)禁止されている。

          天体校正データのカード形式のデータファイルが あるので、ご利用下さい。

          天体校正データによって、instrumental polarization, 偏光位置角のゼロ点決めが 行われる。

      • [天体データ]
          目的天体は、偏光位置角を以下の4位置角で 取得する。
            0.0, 22.5, 45.0, 67.5
          それぞれの露出時間は、テスト露出によって 決定する。露出時間、望遠鏡位置が、決定したら、 適当なガイド星を探し、ガイドを開始する。

          スケジューラの Object1 が対応している。

       通常の観測シーケンスは、

    2. (直接像観測)
    3. (CCD測光観測)
    4. (分光観測)
    5. (偏光分光観測)


  6. 取得データの解析方法
    1. 偏光データ解析
      1. 偏光データ基本処理
        • [各画像フレームの視認]
        • [各画像の Data Type 毎の合成]
            合成画像の視認
        • [バイアス補正]
        • [トリミング]
        • [常・異常光線画像の分離]
        • [フラット補正]
      2. [星像に関する処理]
        • 測光
        • 常・異常光線画像間の透過率補正
        • 常・異常光線星像強度の和によるスカイ透明度、 大気吸収量の差の補正
        • 偏光度、偏光角の算出
      3. [2次元像に関する処理]
        • 視野内の星像の測光による
          • 常・異常光線画像間の透過率補正
          • 常・異常光線星像強度の和による スカイ透明度、大気吸収量の差の補正
        • スカイバックグランド補正
        • S/N 比改善のための平均化
        • 2次元偏光度、偏光角の算出
        • 2次元偏光度、偏光角の図示

    2. (直接像観測)
    3. (CCD測光観測)
    4. (分光観測)
    5. (偏光分光観測)


  7. データの保存方針と方法


  8. スケジューラ観測手順書 ################################################
    How to write scheduler data. Its grammner and command list
    by T. Sasaki 1993-02-25/26/05-24
    ###################################################################

    1. はじめに

      OOPS 制御系は、OOPS 本体を制御する contoops、CCDカメラを制御する oops_messia、望遠鏡表示系の dsptel、天候情報入力のための weather、 ステータスデータ収集の logger、と観測のスケジュール管理をする scheduler から成り立っている。それらの間のデータの受渡しには、 RPC をベースにしたコマンド文法に従ってメセージ交換がなされている。

      観測者は、scheduler に入力するべきデータをファイルに作成して実行 させる。その入力ファイルをスケジューラデータと呼ぶが、以下に、 スケジューラデータ記述文法を説明する。

    2. スケジューラデータの記述文法

      スケジューラで、OOPS を制御するための記述文法は、

        プロセス名 動詞 被設定装置ユニット 設定データ
        process verb unit data

      である。各項目の間は、空白で分離されていることが必要である。つまり、 各項目内に空白はおけない。

      行の1文字目が # で始まる行と空行は、 コメント行である。

      現在 制御対象 のプロセスは、

        contoops messia
      であり、名前を間違えると動作しない。
      それぞれのプロセスで使用できる動詞とそれが取り得る引数の数は、

      process = contoops (OOPS本体の制御)

        set 2 /* object and value */
        change 2 /* object and value */
        move 2 /* object and value */

        以上3動は同一機能。

        open 1 /* Guider/OOPS shutter */
        close 1 /* Guider/OOPS shutter */
        start 2 /* Exposure and exposure time */
        stop 1 /* Exposure */

        使用可能な引数は、

        disphragm OOPS_DIAPHRAGM
        filter1 OOPS_FILTER1
        filter2 OOPS_FILTER2
        pol OOPS_L2 (半波長板)
        L/2_plate OOPS_L2 (半波長板)
        shutter OOPS_SHUTTER (内蔵シャッター)

        guiderx OOPS_GUIDERX
        guiderX OOPS_GUIDERX
        guidery OOPS_GUIDERY
        guiderY OOPS_GUIDERY
        guider_shutter OOPS_GUID_SHUT(ガイダーシャッター)
        guider_HV OOPS_GUID_IIHV(ガイダー IICCD 高圧)
        guider_sens OOPS_GUID_SENS(ガイダー IICCD 感度)

        ccd_temp CCD_TEMP (CCD 設定温度)(使用不可)

      process = messia (CCDコントローラ制御)

        start 3
          引数として exposure/bias/dark/domeff/skyff/comparison をとり、露出時間として、秒時間(exposure time) を取る。
        stop 1 /* Exposure */
        init 0
        ccd_temp CCD_TEMP value /* in deg C */

      process = tel (望遠鏡制御)---- 現在は使用不可

        set 2 /* object and value */
        open 1 /* Guider/OOPS shutter */
        close 1 /* Guider/OOPS shutter */
        start 2 /* Exposure and exposure time */
        stop 1 /* Exposure */

        slit DOME_SLIT ドーム開閉 /* VAL_OFF(0) VAL_ON(1) */
        tel_ra TEL_RA value /* HH:MM:SS.SSS */
        tel_dc TEL_DC value /* +DD:MM:SS.SS */

        object_name SCH_OBJ 天体名
        object_type SCH_DTYPE 天体タイプ
        object_ra SCH_RA 天体赤経 /* HH:MM:SS.SSS */
        object_dc SCH_DC 天体赤緯 /* +DD:MM:SS.SS *
        equinox SCH_EQUIN 天体分点
        object_pra SCH_PRA 天体赤経固有運動
        object_pdc SCH_PDC 天体赤緯固有運動

      露出開始の start についてはその第2引数のExpTime(sec)が、一般化引数

      である時は、パネル上の ExpTime(sec)の値を代入する。同一スケジュール ファイルによってさまざまの露出時間に対応することができる(93-05-24)。

      組み込みコマンド

      スケジュール記述ファイル中に記述できる組み込みコマンドは、初歩的な ものしか使えないが以下のようである。

        [wait] 直前のコマンドの完了を待つ。
        [pause] オペレータからの start 入力を待つ。
        [goto] ラベルへのジャンプ。
        [label:] ラベル定義。コロンの後に空白が必要である。
        [do 回数]
          指定回数回のループ。
          ループ折り返しは、continue で起こる。
            多重ループ可能である(50重まで)。
        [continue] ループ制御
        [stop] 終了
        [end] 終了

      スケジューラ記述ファイルのサンプル

      ### スケジューラ記述ファイルのサンプル oops/scheduler/scheduler.data ###
      # Scheduler data to be scheduled for OOPS Observation
      # 1993-02-20 by T. Sasaki
      #
      contoops set manual
      contoops set filter1 R67
      contoops set pol 0.0
      wait
      messia start exposure 10.0 sec
      wait
      contoops set pol 22.5
      wait
      messia start exposure 10.0 sec
      wait
      contoops set pol 45.0
      wait
      messia start exposure 10.0 sec
      wait
      contoops set pol 67.5
      wait
      messia start exposure 10.0 sec
      wait
      end

      messia start exposure %EXPT% sec <--- パネル値で置換

      # --- End of the File ---------------------------------------------- --


      OOPS で使用可能なフィルター
      名前 在庫 中心波長 半値幅 最大平均透過率 透過波長域 対応スペクトル線
      未完成

        在庫: A : available at OAO 36-inch dome
           C : occasionally usable, stored in OAO 74-inch dome
           T : tentatively available


      グリズム仕様
      A.基板仕様
      外形寸法 28(W) x 28(H) mm 以下
      最大厚さ 13mm 以下
      材質 BK-7 ガラス
      頂角 24゜42’± 15'
      ARコート 400-750 nm以上(平面部)
      B.グレーティング仕様
      格子溝 等間隔グレーティング
      有効面積 25(W) x 25(H) mm 以上
      ブレーズ角 24゜42’± 15'
      格子定数 400本/mm
      真空蒸着 なし
      キズ
      C.温度条件 -10゜C 以上  150゜C 以下


      ロガーで保持、管理するデータは次のものがある。

      ロガーとデータベース
      望遠鏡,ドーム制御ステータスデータ
      望遠鏡位置(赤経) TEL_RA 望遠鏡位置(赤緯) TEL_DC
      望遠鏡位置分点 TEL_EQUIN 望遠鏡指向ドーム位置 TEL_DOME
      天頂距離 TEL_Z 望遠鏡sec(Z) TEL_SECZ
      望遠鏡名 TEL_NAME 観測所名 TEL_OBS
      地方恒星時 TEL_LST 世界時年 TEL_UTY
      世界時月 TEL_UTM 世界時日 TEL_UTD
      世界時 TEL_UT
      標準時年 TEL_JSTY 標準時月 TEL_JSTM
      標準時日 TEL_JSTD 標準時 TEL_JST
      ジュリアン日 TEL_JD 修正ジュリアン日 TEL_MJD
      天候情報 WEATHER_WEATH 透明度 WEATHER_TRANS
      外気温度 WEATHER_TEMP 外部湿度 WEATHER_RH
      ドームスリット状態 DOME_SLIT ドーム位置 DOME_SPOS
      ドーム内温度 DOME_TEMP ドーム内湿度 DOME_RH
      観測装置ステータスデータ
      ・OOPS機構部制御
      スリット種別 OOPS_DIAPHRAGM フィルター#1 OOPS_FILTER1
      フィルター#2 OOPS_FILTER2 ガイダーX位置 OOPS_GUIDERX
      ガイダーY位置 OOPS_GUIDERY ガイダー高圧 OOPS_GUID_IIHV
      ガイダーシャッター OOPS_GUID_SHUT ガイダー遠隔操作 OOPS_GUID_REMOT
      ガイダー画像ゲイン OOPS_GUID_SENS
      半波長板位置角 OOPS_L2 偏光プリズム位置 OOPS_POL_PA
      シャッター OOPS_SHUTTER
      露出管理
      露出時間 MESSIA_EXPT 露出経過時間 MESSIA_ELAPT
      露出中ステータス MESSIA_EMODE 露出開始時刻 MESSIA_ESTART
      露出終了時刻 MESSIA_EEND 露出終了予想時刻 MESSIA_EEEXP
      露出開始時刻 MESSIA_ETYPE 露出制御モード MESSIA_INAMEP
      CCD温度 CCD_TEMP
      画像ファイル名 MESSIA_INAME CCD変換(e/ADC) MESSIA_CF
      CCD読出雑音 MESSIA_NRO 画像平均値 MESSIA_MEAN
      画像残差 MESSIA_RMS 画像最大値 MESSIA_MAX
      画像最小値 MESSIA_MIN 画像星像サイズ MESSIA_ISIZE
      ・観測制御データ
      スケジューラ
      天体名 SCH_OBJ 観測種別 SCH_DTYPE
      天体赤経 SCH_RA 天体赤緯 SCH_DC
      天体位置分点 SCH_EQUIN 天体赤経固有運動 SCH_PRA
      天体赤緯固有運動 SCH_PDC 赤経オフセット値 SCH_RAOFF
      赤緯オフセット値 SCH_DCOFF 天体等級 SCH_MAG
      天体等級バンド SCH_MBAND 天体タイプ SCH_OTYPE
      天体観測順位 SCH_PRIO 天体観測重み SCH_SWT
      観測者名 SCH_OBSERVER 観測者メールアドレス SCH_EMAIL

      ・観測履歴

        723506914:[CLG:contoops:contoops] make L/2_plate=67.500000
        723506994:[CLG:contoops:contoops] make oops_shutter=OPEN
        723507025:[CLG:contoops:contoops] make oops_shutter=CLOSE
        723507419:[CLG:oops_messia:messia] make MESSIA_EXPT=0
        723507419:[CLG:oops_messia:messia] make MESSIA_ETYPE=EXPOSURE
        723507419:[CLG:oops_messia:messia] make MESSIA_INAME='ops00471.fits'
        723507419:[CLG:oops_messia:messia] make SCH_OBJ=OBJECT
        723507496:[CLG:oops_messia:messia] make MESSIA_EXPT=100
        723507496:[CLG:oops_messia:messia] make MESSIA_ESTART=723507430
        723507496:[CLG:oops_messia:messia] make MESSIA_EEEXP=723507530
        723507506:[CLG:oops_messia:messia] make MESSIA_EEND=723507531
        723507549:[CLG:oops_messia:messia] make MESSIA_ISIZE=999.00
        723507549:[CLG:oops_messia:messia] make MESSIA_MEAN=6223.37
        723507549:[CLG:oops_messia:messia] make MESSIA_RMS=-38729276.00
        723507549:[CLG:oops_messia:messia] make MESSIA_MAX=6582.00
        723507549:[CLG:oops_messia:messia] make MESSIA_MIN=6096.00
        723507555:[CLG:oops_messia:messia] make MESSIA_INAMEP=/scr2/oops/image/ops00472.fits
        723507556:[CLG:oops_messia:messia] make MESSIA_INAME=/scr2/oops/image/ops00473.fits

      ・取得画像パラメータ

      取得画像パラメータ
      観測パラメータ
      データファイル名 IMG_INMAE 観測者名 IMG_OBSERVER
      天体名 IMG_OBJ 観測タイプ IMG_DTYPE
      露出時間 IMG_EXPT 露出開始時刻 IMG_ESTART
      露出終了時刻 IMG_EEND CCD変換ファクタ IMG_CF
      CCD読出雑音 IMG_NRO
      観測位置赤経 IMG_RA 観測位置赤緯 IMG_DC
      観測位置分点 IMG_EQUIN 天体等級 IMG_MAG
      天体等級バンド IMG_MBAND 天体型 IMG_OTYPE
      観測パラメータ以外に現在は次のものが 抽出されている。
      星像サイズ IMG_ISIZE(予定)
      画像平均値 IMG_MEAN 画像偏差値 IMG_RMS
      画像最大値 IMG_MAX 画像最小値 IMG_MIN

        ・天体データベース(未定)


      OOPS Depeloping team
      OOPS 製作グループ(1993-11-01 現在/98-04-06改訂)
        佐々木 敏由紀 sasaki@naoj.org
        湯 谷 正 美 yutani@optik.mtk.nao.ac.jp
        清 水 康 広 shimizu@kibi.oao.nao.ac.jp
        倉 上 富 夫 kurakami@naoj.org

      OOPS Performance Verifying group
      OOPS 観測グループ(1993-11-01現在/98-04-06改訂)


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