Mosaic_CCD

HIDESの検出器を3CCDのモザイクCCDカメラに更新する作業が2007年12月に成功裏に終了しました。12月下旬の共同利用観測から観測者の了解を得て実際の観測で運用を開始しました。

現状では、最も欠陥の少ないCCDを中央に、これまで共同利用で使っていたCCDを青側に、最も初期に共同利用で使った僅かに汚れのあるCCDを赤側に配置してあります。 3個のCCDの6つの読み出し口の特性は概ね以下の通りです。

  • 変換係数: 2.5-3 e-/ADU
  • 読み出しノイズ: <5e-
  • バイアスレベル: 500ADU前後

観測立案に当たり注意すべき点は以下の通りです。

  • 同時撮影可能な波長域が従来の3倍(赤3750A、青2340A)になりました。 ただし、最も長波長側では各オーダーの端の方で光束にケラレがあり ます。
  • 読み出し時間が約50秒(従来の半分)となりました。
  • 波長感度特性は以前と大きく変わりありません。
  • 隣り合うCCDの間には500um(37pixel分)の間隙があります。
  • ビニングモードはまだご利用いただけません。

モザイク化に伴う上述の点にご留意の上、 "HIDES Quick Observing Recipe(旧版)" を参考として、観測計画を立ててください。モザイクCCDカメラに関し疑問な点は 遠慮なく装置担当者までお尋ねください。

CCDについての詳細は以下をご覧ください。

CCD

表1:各CCDの特性
Gain (e/ADU)Readout noise (ADU)Bias (ADU)
LeftRightLeftRightLeftRight
Red (EPO)2.67292.56331.83001.9396487.1517.1
Green (LUM)3.02672.94281.54861.4552513.3522.7
Blue (MEI)2.70542.68761.75291.7183501.8538.6
 
3ccdThAr-s_size.jpg
図1: Th-Ar lamp。overscanとゲイン補正済み。大きいサイズの画像
 

リニアリティ

〜20,000 ADUまでは非常に良好な線型性を示している。カウント (ADU)を積分時間 T (sec.)の関数、(Const.)*T^aでフィットしたとき、a = 0.999 +/- 0.007 (6つの読み口の平均)となっている。

CCD Red(EPO)(Left)

red-epo_left.png

CCD Red(EPO)(Right)

red-epo_right.png

CCD Green(LUM)(Left)

green-lum_left.png

CCD Green(LUM)(Right)

green-lum_right.png

CCD Blue(MEI)(Left)

blue-mei_left.png

CCD Blue(MEI)(Right)

blue-mei_right.png

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Last-modified: 2008-04-02 (水) 20:19:42 (5250d)

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