NFB (No Fuse Breaker)の配置

Ver.0.70

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望遠鏡/ドームのブレーカー(NFB; No Fuse Breaker)は188cmドーム1階、2階に分散している。 なお、夜間共同利用観測中に ブレーカー作業を行う必要が生じた場合には、ビジターが勝手に操作することは避け、 かならず観測当番に連絡(電話番号は188cmドーム待機室に掲出してある)すること。

ブレーカー付近には高圧電源もあるので作業には十分注意されたい。 また、不用意にブレーカーを落とすと冷凍機、計算機等に深刻な被害が 及ぶ可能性があるので、慎重に作業すること。

ほとんどのNFBは通常"ON"になっている (例外はPoint C, Panel C-1の「トルクモーター」のNFB(下の写真参照))。 落ちている場合、一旦OFFの側に戻してから、ONに入れ直すこと。 なお、Panel A-1, A-2を開ける鍵は、Panel A-8の中に置いてある。

以下の図面を印刷したものは、188cm望遠鏡制御室、観測室に置いてあります。

• ドーム内配電盤配置図(PDF), (PNG)
• ポイントA(1F西玄関)配電盤配置図(PDF), (PNG)
• ポイントB(2F西壁),C(制御室),D(クーデ室空調機室)配電盤配置図(PDF), (PNG)

原因と対処

• LCUハードリセットの際、制御架正面の電源を落とさなかった場合: Point A(1F)のPanel A-4(RY BOX)上部右側の「望遠鏡電源」というNFB(写真, 図面(PNG))が落ちている可能性が高い。また、Point B(2F西壁)のPanel B-2(写真)も落ちているかもしれないので確認すること。
• 高湿度でブレーカーが落ちたとき: Point A(1F)のPanel A-1(写真)の下部のブレーカーを確認すること (Panel A-1, A-2を開ける鍵は、Panel A-8の中に置いてある)。ここが落ちている場合、復帰させても制御架のドーム電源を入れると再び落ちることが多い。ドームが開いた状態である等の非常事態には観測当番(観測所員)に連絡すること。なお、このブレーカーが落ちた状態でも、制御架でドーム電源のOFFスイッチを押したまま望遠鏡電源を入れることで、望遠鏡の電源だけを入れることはできる。
• その他のブレーカーまわりのトラブル:
  • オーバーロードによるブレーカーOFFの場合: Point B, Panel B-2(写真)をまず確認。落ちていなければ他も確認。

写真

画像をクリックすると大きいサイズの画像が表示されます。

Point A(188cmドーム1階西玄関)
Point A	Panel A-2	Panel A-4
Panel A-4拡大	Panel A-8

Point B(188cmドーム2階西壁)
Point B	Panel B-1	Panel B-2

Point C(制御室)

Panel C-1

2005/09/26　I. Iwata