約1000（エンコーダ値）

●スリット、ダイアフラム

スリット	最大長	50mm（５'）
	幅（固定）	0.15mm（0".9）、0.3mm(1".8）、1.0mm（6"）
	傾斜角	6度
ダイアフラム		0.5mmφ、1mmφ、2mmφ、3mmφ

●コリメータ

形式	逆ニュートン式　（標準位置エンコーダ値＝610）
主鏡	球面鏡　f=1609mm、φ=160mm（有効径150mm）、ビーム径=90mmφ SiOコーティング＋Zero-dur

●カメラ

形式	Folded Schmidt type camera、F/3 (monochromatic)
主鏡	f=270mm、φ=220mm（有効径210mm）、SiOコーティング＋Zero-dur
補正版	φ=170mm（有効径160mm）、t=10mm、UBK7
平坦化レンズ	φ=37mm、t=4mm、f=181.5mm　（CCD用）
画角	8.4度
縮小率	１／６
像面の大きさ	４０mm（分散方向）×8.4mm（スリット長方向）

●分散系

• 分光器常数　γ＝40度
  
• グレーティング
  

  種類 本/mm	ブレーズ A	ブレーズ角	分散度（一次） A/mm	効率 ％	ゴースト ％	製造番号	形状	購入年
  150	5000	2°09'	240 (R=500)	71（＠5086A)	.0024	1055-42	角	1990
  300	5000	4°18'	120 (R=1000)	77(＠5086A)			角
  300	7500	4°30'	120 (R=1000)				角
  600	5000	8°38'	60 (R=2000)	86(＠5000A)	.05	1267-2-5-8	角	1993
  600	7500	13°00'	60 (R=2000)	76(＠7500A)	.01	1120-118-1	角	1993
  1200	7500	26°45'	30 (R=4000)				角	1993
  1800	5000	26°45'	20 (R=6000)	71(＠5000A)	.182		角

  
  

●ガイド系

形式	スリット反射像を使用
受光素子	IICCDカメラ（浜松ホトニクス）
方法	パソコンを使用した望遠鏡オートガイド
限界等級	10秒積分で16等星
視野	３分角×４分角

●比較光

コンパリソンランプ	鉄・ネオンホロカソードランプ
ユニフォームランプ	タングステンランプ
フラットフィールド	ハロゲンランプ（ドームフラット）

●検出器

SITeCCD　SI502AB　（512×512　24μmピクセル）
詳細についてはCCDの項を参照
・分光器装着時のサンプリングレート（24μmピクセル）


スリット長方向	0."88
分散方向	1.52A　（600本/mm）
	6.09A　（150本・mm）



・分光器装着時の撮像範囲（12.3mm×12.3mm）


スリット長方向	スリット全域（５分角）
分散方向	770A　（600本/mm）
	3120A　（150本/mm）



・デュワー：　インフラレッドラボラトリー製
・使用冷媒：　液体窒素　約8リットル／日

●効率

分光器単体	10〜15％　（ピーク値：グレーティングにより異なる）
システム効率	3〜5％　（ピーク値：望遠鏡からCCDまでを含む） 例：150本/mmグレーティング使用時 　　ピークシステム効率＝4％＠7000A
観測の目安	300本/mm、15等星を5分露出でS/N=10

●制御と操作

分光器制御は、Z80CPUを用いたCPUボードで稼動部モータ類の制御を行っている。CPUボードは分光器に同架されており、ボードへのコマンド送信はRS232Cを通じてSNG制御パソコンが行う。
SNG制御パソコンの操作方法については、「観測マニュアル」を参照のこと。

●データ形式

FITS形式：

データ先頭より5760bytesがヘッダー（ヘッダー例はこちら）
データは2byte整数型/pixel、上位下位バイトスワップなし

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