1-3. sngredを動かす(7)
- 1-3-7. フレームのトリミングを行う。
 光学系によりケラレている領域は以降の処理にとって必要でないばかりか、カウントが光の当たっているところと極端に異なり処理に悪影響を及ぼすので、この段階で切ってしまう。 
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*********** Data Trimming *********** 
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図2. トリミングのためにケラレていない領域を設定する。 この例では25 columnから150 columnまでがケラレていない。
ダークを引くとき(1-3-6.)と同じようにTektroのウィンドウにフレームの断面が表示される(ここではフラットの断面: 図2)。 コンソールには 
- >>>>> Select trimming region. >>>>>
   shift-x: expand x coordinate
   shift-c: value of cursor position
   shift-m: move graphics to center cursor position
   return: exit to next step  
と表示される。 SHIFT+cでケラレていない領域を読み取り、(図2参照)リターンキーを押す。 
- >>>>> input non-vignetted region: 
 
と聞いてくるので、切り出す領域を指定する。 例えば20 columnから220 columnまでを切り出すときは、 20 220 とすれば、トリミングが始まる。 トリミングされたフレームには.trという拡張子がつく。
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