各夜毎に行う準備と機器のチェック(08.02.27)
CCDデュア内部の真空度と温度のチェック(07.12.18)
クーデ室内の温度のチェック
Messia5(ハードウェア)の起動(07.12.18)
ソフトウェアの立ち上げ(2008.02.27)
スリットビュア(SV)および広視野ビュア(WFV)の立ち上げ
望遠鏡の準備
CCDデュア内部の真空度と温度のチェック(07.12.18)
真空度や温度は、CCD温度コントローラ(LakeShore)のtempA, tempB, およびヒーター 出力(heat)の値で判断します。これらの値は、通常、obs74-1のGUI画面内に 表示されています。温度表示が+137K〜139Kの間にない場合やheatの値が5以下の 場合には所員までご連絡ください。 また、この温度コントローラは東側の扉からクーデ室外部屋に 入ったところすぐにあるラックの上に載っているので、本体の表示で直接確かめることも できます(heat出力値が5%以上であることを確認してください)。
クーデ室内の温度のチェック
クーデ室内の温度は、広視野ビュワーと同じディスプレイで 確認することができます。ディスプレイすぐ右にある画面切替器の tempmonボタンを押してください。図の見方は少し難しいですが、
黄色の線(クーデ室中部屋)が(大きく振れた後)元に戻っていな ければ異常です
また、緑色の線(クーデ室外部屋)が大きく変化していたら、 空調が止まっている可能性があります。
これらのことが起こっている場合には、すぐに所員までご連絡 ください。(広視野ビューワーの画面は画面切替器のyotaroボタン で表示できます。)
Messia5(ハードウェア)の起動(07.12.18)
Messia5(MFront2用)の電源を入れる
クーデ室外部屋に入る。
図3-1. Messia関連のハード類。外部屋入り口側(左)
前面(右)
M-Front2用の電源の電源をいれる(インジケータが"OUTPUT OFF" となっているばあいにはM-Front2に電源が供給されていませんので 2X5個並んでいるボタンの一番右端の下(矢印マークの横)のボタンを 押して電源を入れて下さい。電源を入れたらディスプレイに数値(電流、 電圧など)が表示されるのを確かめてください。(図3-2)
図3-3. MFront2用電源(OUTPUT OFF時)
図3-4. MFront2用電源(OUTPUT ON時)
ソフトウェアの立ち上げ(2008.02.27)
HIDESでデータを取得するには、hides制御用ソフトウェア(CoudeMain)、Messia5 CCD制御用 ソフトウェア、メシアサーバソフトウェア(CoudeMainとCCD間の インターフェイス)、と望遠鏡制御ソフトウェア(cont74;ステータスを取得するため)が 必要となります。また、quicklook用にirafやds9などの立ち上げも必要です。これらの ソフトウェアの立ち上げ方法は、
HIDESの準備(ソフトウェアの起動と 終了方法)
を参照してください。
なお、 CoudeMainを立ち上げる前に、必ずMessiaServerとcont74を立ち上げてください
スリットビュア(SV)および広視野ビュア(WFV)の立ち上げ
SV およびWFVを
スリットビュア(SV)および広視野ビュア(WFV)の 立ち上げ方法
を参照しながら立ち上げてください
望遠鏡の準備
制御室にある望遠鏡制御架のMainスイッチをONにし、 望遠鏡、ドームの電源を入れる。
ドームスリットを開ける(上から何か落ちてきても主鏡に直接あたらない 方向に望遠鏡を向けておく)。
望遠鏡を天頂に向けて鏡のカバーを開ける。 上にあるものから、副鏡→第3鏡→主鏡の順に開ける。
望遠鏡の操作に関しては、
望遠鏡制御マニュアル
(特に1〜8節)をご覧下さい。