KOOLS: Kyoto Okayama Optical Low-dispersion Spectrograph
Development Diary: 201001
[2010/01/21]
- MFront制御のCCDヒータを制御しているトランジスタが破損した可能性。今回はCCDヒータは使用せず、冷凍機の温度調整で対応した。
- Nod&Shuffleのテストを明け方に行った(1/14, 16, 17, 21)。PA=90度の場合はN&Sに成功したが、PA=105度では失敗した。ガイドプローブの位置移動の指示が正しくないと考えられる。1/21にテストしながら書き換えを行ったが、動作確認には至らなかった。
- ag (AutoGuider)でガイド中にmovie画面も更新するようにというリクエストに応えるべくコード修正を試みたがうまくいっていない。
[2010/01/14]
- 共同利用観測(10A-19)初日
- 冷凍機を起動しようとしたところ、なかなかHeガス圧が上昇せず、過負荷になってブレーカ(制御室内)が落ちる現象が発生。ドーム東床のコンセントから電気をとって動かしたところ、時間はかかったがやがて始動した。気温が低いせいか? 停止時のHeガス圧は1.6MPaくらい。2006/12/21のメモによると1.7MPaとしていたようなので、やや低い。
- 観測中、CCD温度が急に変化をはじめる(kls016707から)。016709で気付き、調査すると、MessiaでコントロールされるCCD近傍のヒータが3.6A流れており異常。停止すると温度が低下し始めた。真空度は10^-5 torr台のよう。なぜヒータに過大な電流が流れているのか不明。
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