KOOLS: Kyoto Okayama Optical Low-dispersion Spectrograph
Development Diary: 200907
[20090707]
- SIGOFF, BIASOFFの電圧設定は2009/06/24のままで、デュワーをつないで、SPTによるリニアリティーの測定を行った。
- 期待されたように、リニアリティーのある範囲が30,000カウント程度までになった。1x1ビニングでは30,000カウント程度でフルウェルを満たすので、実用上問題ない。2x2ビニングではフルカウントまでフルウェルを満たさないので、この場合は問題がある。
[20090708]
- ゲインを2倍にして、SPTのデータを取得。
- こちらも予想通り。
- 露出時間とカウント値の対応からリニアリティーを測定するためのデータを取得するスクリプトを夜に走らせたおいた。
[20090709]
- 昨晩のデータを解析すると、28,000カウント程度まで1%以下のリニアリティーがあった。
- center1000.2binで同様のデータを取得するスクリプトを夜に走らせて
おいた。
[20090710]
- 昨晩走らせておいたスクリプトが途中で止まっていた。
- 以前にも同様のエラーが1度だけあったようである。
[20090714]
- バイアスレベルを4100カウント程度にした。
- SIGOFF = 4.999V (調整範囲限界)
- SIGADCボード上の可変抵抗は調整範囲の限界で、これ以上下げることはできない。
- center1000とcenter1000.2binについて、リニアリティーのデータを取得するスクリプトを走らせておいた。
[20090715]
- 昨晩走らせておいたmessiaのスクリプトが途中で止まっていた。
- 調査の結果、ソケットを開きすぎて、1プロセスあたりに許容されている最大数を越えてしまったのが原因と判明。
- socketio.c 内の socket_open関数でのエラー処理に問題があり、エラーが発生してもソケットがクローズされないままになっていた。
- 2箇所に、close(fd); を加えて、エラーが発生したら、クローズするようにした。
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