KOOLS: Kyoto Okayama Optical Low-dispersion Spectrograph
Development Diary: 200901
[20090109]
- モレキュラーシーブ入れ替え(2008/11にベイクしたもの). 常温で真空引き開始
- TDCから鏡面加工したAL板到着。そのまま山之内製作所へ宅急便で送付
[20090111]
- 真空度が悪いので一旦止めて、モレキュラーシーブのベイキング。
ベイクしたモレキュラーシーブを入れる前に、モレキュラーシーブを入れない状態で真空を引いてみたところ、入れた場合よりも真空度の下がり方が速かったので、モレキュラーシーブからの放出が効いているようだ。
[20090120]
- 尾崎君が冷却テスト。通常よりも冷え方が遅い。原因不明。一応到達温度まで冷却はできた。
[20090125]
- 尾崎君が冷却を始めようとしたが、コンプレッサが動いてもバルブユニットまで到達しない様子。調べると、コンプレッサ側のSupplyのフレキホースの接続部が緩んでいた。これを締め直し、Heガスを1.85MPaまで注入。(12:00過ぎ)
- 15時頃ガス圧が低下していないことを確認後、岩田がコンプレッサを動作させようとしたが全く動かず。ガス圧が大きいためかと思い、1.75MPaくらいまで下げた。その後、電源ケーブルがちゃんと接続されていないことに気づいた。正常動作。
- 冷却は順調で、1/20のように冷えるのが遅い、ということはなかった
[20090126]
- 装置交換
- 読み出しパターンに波長方向1bin, 空間2binのspec.1x2を追加
- ソフトウェア更新。露出(Exp, Comp, TExp)の時にカウントダウンのウインドウを表示。specの読み出しの場合はHCTをとるか(Exp, TExpの場合)、HCTを消すか(Compの場合)を尋ねるようにした
[20090130]
- HIDESへ装置交換. 真空引きは26日昼間にやってから追加は必要なかった。ただし、ガスは少し増えていた気配がある。
- 取り外し後、カセガイドユニットがついた状態でHCT取得。旧HCTと先日届いた(同仕様の)FeNeAr HCTを撮る。旧HCTには、新HCTにはない輝線がある。Xeではないか?
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