KOOLS: Kyoto Okayama Optical Low-dispersion Spectrograph
Development Diary: 200811
[20081107]
- 真空引き継続; 真空度徐々に高くなっているが、良くない(3.2e-4 torr)。
- No.2グリズムに迷光よけの板をとりつけ。
[20081111]
- 組立調整室での真空引き停止(2.8e-4 torr)。ドーム内に出して真空引きしつつ冷却開始
- 順調に冷却され、真空度も高くなったが、ブレーカーが落ちてしまった。冷却停止。真空引きを継続。
[20081112]
- 焦点面スリットに迷光よけのアルミ板(スプレーで黒塗装)を取り付けた
[20081114]
- グリズム用ステージの角度調整。側面のボルトを緩めたあと下部のボルトを回転させる
- 新たに設置された、オフセットガイダー固定部の焦点調整用ステージを手で動かして調整。gunit (Java program)を改訂したが、うまく動作しない(=> 2008/11/17動作した。ts800の7004番ポートを使用)。
なお、清水さんによると、
- パルス数の最大値は16進数で411A
- ストロークの長さは50mm
- 動かす:
MV0000[16進数] 絶対位置 MV0000[+16進数] or MV0000[-16進数] 相対位置 MO0000 原点
- agboxのag上でのガイド位置ずれと望遠鏡の方向が変わっている; CCDの向きが変わった?
(gunitの動かす数値とAG画面上で星の動く方向) -- +x | | +y
N | - -E |
(どちらも要確認.) ag (AutoGuider)のAGErrorSignal.javaを修正。
[20081117]
- gunit: 新設されたオフセットガイダー用 WATEC CCDカメラのステージの制御をgunitに組み込み. ts800へのコマンドラインからのコマンド入出力用のスクリプトsocket_ts800.rbも用意した。
- オートガイダーマニュアル更新
- KOOLS UIで、グリズムが入っているのにspecやspec.2binでなかったり、specやspec2binなのにグリズムが入っていない場合に、露出開始前に確認ダイアログを出すようにした。
- KOOLS UIでmove telescope, move telescope and guideで望遠鏡を動かした際、pointing終了時にobs74-3から音を出すようにした。
- 真空は4日間持続し、増し引きをする必要は生じなかった。