KOOLS: Kyoto Okayama Optical Low-dispersion Spectrograph

Development Diary: 200701

[20070110]

1/4にバルブユニットとCHケーブルを再送付。 SHIにて120V、60Hzにて運転して停止等は発生していないとのこと。 16日に太田様、平塚様来所。 コンプレッサの横に10数cm立方くらいのトランスを設置。 再設計したバルブユニットの製作、試験には、数ヶ月かかる見込み。

[20070115]

ミツヤに送風機 スイデン SJF-200-R発注.

リンクス 菅田さん(084-920-3344)に納品されたHeガスの 純度確認 (SHIの要請による) ==> 99.995%以上とのこと. SHIの要請は99.99% (マニュアルには99.999%とあるが)ので、OK.

[20070116]

SHI太田様、平塚様来所。 コンプレッサ側にトランス設置。 動作試験、問題なさそう。

平塚さんによると、 パルスチューブスターリングならHe配管が不要らしい。 CCDの載っているプレートは金メッキした方がいいかも。

10:00頃運転開始。 Bのsetpoint 155K, Heater Highでテスト。 A(CCD側)は196Kくらい。 Bは153-157Kでふらつく感じになる。 16:00頃停止。 see lakeshore20070116.log

1/17午前9時に真空引き停止。 see kools_dewar_vac20070105.log (2007/01/05--2007/01/18 11:00までのログ)

[20070118]

単結晶サファイア板とモレキュラーシーブをインストール。

messiaは正常に動作した模様。 冷却後biasを取得した。

真空引き、冷却試験。 ヒーターが動作せず。CCD側が156Kくらいまで下がったところで 冷凍機停止。 see lakeshore20070118.log, kools_dewar_vac20070118.log

kls004916 bias center1000
kls004917 bias center1000
kls004918 bias full

[20070119]

ヒーターの結線がコネクタのところで外れていたので修正。 CH側温度センサをCH先端の穴に真空グリスをつけて入れた状態で冷却試験。 see lakeshore20070119.log, kools_dewar_vac20070119.log

setpointを(B)120Kで(A)CCD側は178Kくらいでほぼ安定。 ヒーターは75 ohm, High.安定するまでの時間は約7-8時間?

kls004919 bias center1000 CCD=-90C

[20070120]

ヒーターが朝動作しなくなった. 夜、佐藤君に電話して冷凍機コンプレッサを停止してもらった。 22日に開けて見てみたが、外見上の異常はない。 しかし、抵抗を測ると35 ohmしかない。 冷却してみたが、動作しない。 see lakeshore20070122.log. こわれたらしい。

[20070123]

フィルターのサイズを測った. 厚さは5mm. order sorting filterはどこへ行った??

RSに注文したヒーターが夕方届く.大きい.

[20070124]

50 ohm ヒーターを銅プレートにとりつけ。 ロッドとともに新たに取付け穴を開けた。 CH側の温度センサ(B)は銅プレートに取付けるように戻した。

12:45 真空引き開始
13:40 真空度3e-3 torr. 冷却開始

最初はHeater Mediumでset point 150K。 Mediumではパワーが足りなかった。 120K → 110K → 105Kと落とすが冷凍機に負ける。 仕方ないのでHeaterをHighに。 CCD側センサ(A)の温度が低くなるので 設定温度を上げる。 setpoint 125Kで169.5Kで安定。

[20070125]

一晩setpoint 125Kで(A)169.5K (B)125Kで安定。

kls00
4920 bias center1000 sett=125K vac_pump=on
4921 bias center1000 
4922 bias center1000
4923-4927 exp5 (2sec x 5) center1000 sett=125K vac_pump=on
4928 exp 2sec center1000 sett=125K vac_pump=off,connected
4929 exp 2sec center1000 sett=125K vac_pump=disconnected

Lakeshoreのsetpointを130Kに変更. 5度上げて、CCD側(A)が落ち着くまでに4時間かかる.

kls00
4930 bias center1000 sett=130K CCD=-94.20C: noisy
4931-4935 exp5 (2sec x 5) center1000: noisy, different every time

setpoint 135Kに変更.

まだ落ち着いていないが(-91Cくらい)テスト

kls00
4936 bias center1000 sett=135K ccd=-90.6C
4937-4941 exp5 (2sec x 5) center1000

16:25冷凍機停止。 真空度は2.5e-5 torrくらい。

kls00
4942 bias center1000
4943 exp 10sec center1000

真空引きを開始。冷凍機は止まっているので温度は上昇。

[20070127]

26日, 出張中に雷停電があった. 確認したところ, 大丈夫らしい.

[20070129]

biasケーブルのシールドを追加.

[20070130]

本体の目張り(小矢野さん製作)に穴を開け、 黒塗装。両面テープも使って取付け. モータードライバboxのふた加工,取付け.

sanjigenにruby 1.8.5-p12をインストール.

[20070131]

8:35 冷却開始. set point=135K

kls00
4945 bias center1000 ccd=-61C vac=on
4946 bias center1000 ccd=-87.5C vac=on
4947 bias center1000 ccd=-88.2C vac=disconnected
4948 dark 30sec center1000
4949 bias center1000
4950-4954 bias center1000

14:30頃 真空ポンプ外した. バルブ閉めると真空度上昇: バルブの付け方悪かった? 17:40頃 真空引き再開. 外す前より真空度が良くなる.

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