DIMM 同時測定の結果

2003.05.03/05.19(update) iwata

測定日: 2003年5月1日
測定装置(1): 浦口氏開発DIMM (太陽クーデ望遠鏡同架)
測定装置(2): 京都開発DIMM (Meade 20cm)
測定場所: (1) 太陽クーデドーム内、(2) 太陽クーデ棟屋上
天候: 快晴

figure1: 天頂距離補正済みFWHMの時間変動


figure2: 天頂距離補正済みFWHMの時間変動. 京都DIMMの値に$\times 0.6$

京都DIMMが系統的に大きい値を返す: 眼視でのシーイングも1$''$前後という 結果が正しいと感じられたので、京都DIMMの値に問題があると考えている。\\ ピクセルスケールの再キャリブレーション、重心検出アルゴリズムの改良を行って 原因を究明したい。


測定日: 2003年5月2日
測定装置(1): 浦口氏開発DIMM (太陽クーデ望遠鏡同架)
測定装置(2): 京都開発DIMM (Meade 20cm)
測定場所: (1) 太陽クーデドーム内、(2) 赤外シミュレータ移設候補地(188cmと91cmの間)
天候: 快晴 ((2)の場所ではガス、27時頃から露つき)


figure3: 天頂距離補正済みFWHMの時間変動 (preliminary).

0.6倍しても赤外シミュレータ移設候補地の方がやや大きい値を返している。 赤外シミュレータ移設候補地では地表(草むらの中)に設置していることに 留意する必要がある。


iwata@kusastro.kyoto-u.ac.jp