停電時の対処法(07.12.18;モザイク化にともない改定中;停電のときは所員にご連絡
ください)
HIDESは無停電電源装置(ups)で守られています。数分間程度の
停電であれば、以下の「停電後の復旧作業」の項をもとに各機器が
正常に動作しているかどうかをチェックしてください。数分以上
停電が続く場合には、以下の「停電時の操作」の項やマニュアルを
参照しながら各機器を停止し、電源復帰後に復旧作業を行ってください。
なお、作業の際には安全を再優先し、決して無理な作業は行わないで
ください。
 
停電時の操作
- 冷凍機コンプレッサー(の停止)
組立調整室の奥の部屋の左側の床の上に置いてある。
upsにつながっていないので、停電とともに落ちてしまいます。
- 組立調整室の19インチラックにのっているHIDES制御計算機
coude, coude2(coudeの予備機)をシャットダウンする。その後、
同架にのっているターミナル・サーバーの電源をOFF
- クーデ外部屋の南側の通路に置いてある、HIDES制御架にのって
いるターミナル・サーバーの電源をOFF。次に制御架本体の電源
(ナイフスイッチ)をOFF
- クーデ外部屋にあるhides5(メシア制御PC)のシャットダウン
リモートからログインし、root権限で行う必要があるので、
できない場合は放っておく
- yotaro(WFV)、miharin(SV)、tempmonなどのシャットダウン
- 観測室の端末(obs74-1、obs74-3など)の電源OFF
停電後の復旧作業(短い停電の場合は確認作業だけとなります)
- CCD真空容器の状態確認と復帰
真空容器内の真空度をLakeshoreの温度コントローラ
の表示をみて行う。冷凍機が停止しているとheatが000になっている。
その場合には、真空引き(電磁弁をOPEN)をし、十分真空状態が高く
なってから
冷凍機の電源を入れる(操作方法はT.B.D.)。決して低真空状
態で冷却しないこと。また、作業は装置担当者の指示のもとに行う
こと
- クーデ室内の空調ON
組立調整室の奥の部屋に入ったところ、すぐ右側。レバーを一端
OFFにしてから、ONにする
- 組立調整室の空調ON
組立調整室内、クーデ外部屋への扉のところにスイッチがある
- HIDES制御架の電源ON。次にターミナル・サーバーの電源ON
LCUボードと通信が
できていない場合には、同架に載っているターミナルサーバーの電源を
入れ直す
- クーデ外部屋にあるhides5の電源をON
- 組立調整室の19インチラック上にあるcoude, coude2とターミナル・
サーバーの電源をON。coudeが立ち上がったらhidesアカウントで
ログインし、ps auxコマンドでnfsdが動いているかどうか確かめる。
nfsdが立ち上がっていなければ、sudo /etc/init.d/nfs restartで
nfs関係のプロセスを再起動する(sudoでパスワードを聞かれるので、
hidesのパスワードを入力する)。
- yotaro(WFV)、miharin(SV)、tempmon などのON
- 観測室の端末(obs74-1、obs74-3など)のON