全景

Messia5-MFrontのケーブル(白)とモーター関係のケーブルは、PAを変える時のために instrument rotatorの軸に取り付けたアイボルトを経由して配線している。
MFrontとシャッターの電源ケーブルは長さが足りないので直接繋ぐ。
デフォルトの状態(PA=90°)からPA=3°までは使用実績あり。

Messia5(制御PC) → MFront RCV, REG

• 68pin


• 36pin
36pinのMessia5側は固定機構がないので、適宜ガムテープ等で補強する。

MFront電源ユニット → MFront REG

通常電源ユニット側は配線した状態で、MFront REG側だけを外す。

MFront BIAS → デュワー

制御PC → モータードライバユニット×2

通常は繋ぎっ放し。省略。
外す時は、元通りに戻せるように。 PCI-7414V 配線の軸-ユニット対応も参照。

焦点面ユニット

D-subがモーター駆動、丸型がリミットスイッチのケーブル。
切替ミラーのリミットスイッチ用ケーブルも一くくりにされているが(丸型の3番)、 使用しないので繋いでいない。

分散素子/フィルターターレット

フィルターターレットの接続先は制御ラック裏側に固定されているユニット。

スリット切替／フィルター回転

分光器蓋には3つのD-sub 37pinコネクタがついていて、その一番上に繋ぐ。

カメラレンズ

カメラレンズもフィルターターレットと同じユニットへ。

シャッター

シャッターの電源を繋いでMFrontの電源を入れると、Messia5のinitをするまで シャッターが開きっ放しになってしまう。
下記配線はしておいて、シャッター用24V電源のAC100V コンセントを繋ぐのはMessia5を立ち上げてから。

ヒーター

全く同じ接続口がデュワーの反対側にあるので、間違えないこと。

MFront電源まわり

※電源側のケーブルは外さないようにしているので、通常はD-sub 15pinをREG ボードに差すだけ


制御ラックから取り外したMFront電源ユニット。
赤いプラグは全てsource、黒いプラグはgroundとなっている。
(写真では繋がっていない)ヒーター用も含め、電源は全てgroundを繋げる。




±15.8V, ±5.8V電源 (Kenwood TMI PW18-AQ1.8) の接続部。
プラグは左から-5.8V, +5.8V, -15.8V, Ground(黒)×2, +15.8V。




VCC用電源 (Kenwood TMI PW18-2) の接続部。
プラグに貼ってあるラベルは「VCC RTN」(黒)、「VCC SRC」(赤)。




+30V用電源 (COSEL G1W-15) の接続部。
元々は+15Vと-15V出力用のリニア電源だけど、groundを-15V、sourceを+15Vの 端子に繋ぐことによって+30V電源として使用している。
ラベルはタックインデックスしか付いていないので、外れてしまったら テスターで調べるかケーブルの色で判断するしかない。




ヒーター用電源 (Kenwood TMI PA18-2A) の接続部。
プラグのラベルは「HTR RTN」(黒)、「HTR SRC」(赤)。
設定電圧は12Vくらい。



これらの電源からの線は一まとめになってMFront REGボードのD-sub 15pin コネクタに接続する( 拡大写真)。
ピン定義、ケーブル色については以下のとおり。


ピン番号	用途	ケーブル色
1	+30V SRC	赤
9	+30V RTN	黒
2	+15.8V SRC	橙
10	+15.8V RTN	黒
3	+5.8V SRC	黄
11	+5.8V RTN	黒
4	-5.8V SRC	緑
12	-5.8V RTN	黒
5	-15.8V SRC	青
13	-15.8V RTN	黒
6	HTR PWR	紺
14	HTR RTN	黒
15	VCC SRC	紫
8	VCC RTN	黒