KOOLS: Kyoto Okayama Optical Low-dispersion Spectrograph

Development Diary: 200906

[20090601]

  • ダミーシグナル発生器に以下のノイズ対策を施す。
    • ±15V電源ラインにコンデンサーを入れる。(これでオペアンプの発振を抑えることができた。)
    • ±15V電源ケーブルをシールドケーブルにする。
    • ±15V電源ケーブルの-15V端子の圧着端子が外れかけていたので付け直す。
  • ダミーシグナルから信号をSIGADCボード上の何箇所かでオシロで見た。
  • イメージデータに見られるノンリニアリティーと同様のノンリニアリティーが見られた。
  • 2007/11/22の状況が再現されていることを確認した。

[20090624]

  • リニアリティー不具合の原因がSIGADCボード上の積分器周辺にある可能性があるので、 その検証を行った。
  • もしこの可能性が正しければ、SIGADCボード上のSIGOFFとBIASOFFの電圧値を変えることで、 リニアリティーのある領域を広げることができるはず。
  • SIGADCボード上の可変抵抗の抵抗値を以下のように変えた。
    • SIGOFF = 3.952V
    • BIASOFF = -4.972V (調整範囲限界)
  • 2009/06/01と同様、ダミーシグナル発生器を用いてSIGADCボード上の何箇所かで波形を測定した。
  • 期待されたようにリニアリティーのある場所が広くなり、リニアリティーが悪くなる振幅が大きくなった。

[20090625]

  • cpg.asciiに手を加えていることに気付いた。
  • 24日に得られたデータには影響ないはずであるが、念のためにcpg.asciiを元に戻して再度データを取り直した。
  • 24日の結果と同じ結果が得られた。

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